パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

2018年01月


私が小さい頃は、携帯電話は同じ年の人達がみんな持つほどには普及していなかったので、昔から文通を頻繁にしていて、今もお手紙を書くことが好きで度々書いています。

仕事柄、お客様に書くこともありますが、遠方に住む祖父母やお世話になった方に書くことが多く、届いた先の方々に季節などを感じて少しでもほっこりしてもらえたら、と思うと便箋・封筒選びは楽しいものですよね。

でも、便箋・封筒を購入しようとする時に、中身がわからないものって多いんです。

「いや、この便箋の表紙のピンク色がめちゃめちゃ濃いけど、便箋自体がこんなに色が濃かったらちょっとイメージと違う……!中を見たい!でも封がしてあって見本が無い!」

ということはよくあります。

デザインだけではなく、色味や書く幅、縦書きか横書きかなども気になるところですよね。

意外と、ネットで検索しても出てこなかったりするので、買うのを諦めたりすることもあります。

ということで、私が使っておすすめだった便箋・封筒を少しずつご紹介できればと思います。

まさに今日書いていて、書くほうも楽しくなれたのがこちら、ホールマーク社の「古染箋 こそめせん 冬の日Ⅱ」です。


封筒1-表・裏
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封筒2-表・裏
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便箋1-表・裏
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便箋2-表・裏
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和紙の感じが伝わるでしょうか。
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ちなみに横書きも縦書きもできるデザインで、表裏に縦罫と横罫がプリントされた罫線台紙も入っていました。便箋が厚めですが、この罫線も濃いのでとても書きやすくて良かったです。
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封筒が縦長なので縦書きの印象が強いですが、実際に横書きで書いても違和感は無かったですね。

1は薄水色、2はわかりにくいですがベージュのような色です。

書かずに見ているだけでもうっとりするのですが、文章を書いた後の便箋こそキリっと締まっていてすべての収まりが良く、早く相手に届いてほしい、見てほしいと思うような便箋です。
ちょうど雪が降った時だったので、季節もぴったりだと思い、このタイミングの良さにも少しの感動を覚えました。


封筒1・2が2枚ずつ計4枚、便箋1・2が6枚ずつ計12枚入っていました。

封筒が350円(税別)、便箋が500円(税別)です。

ホールマーク社のホームページには本商品は掲載されていませんでした。
Loftサイトには掲載されているものの、肝心のネットストアにはありませんでした。
Amazonでは在庫切れの状態になっています。
楽天は、シリーズの商品は掲載されていましたが、本商品はありませんでした。
(2018年1月24日現在)

私が購入したのは伊東屋の店舗ですので、興味のある方は店舗で探してみてください。

では、良いレターライフを。

以前Twitterで投稿されて話題になった「Tu meri」という曲があります。



だいぶ前なんだな~。

友人がハマってるよ~とわざわざ私に言ってくれたので私も気になってまた聴いている。

行きつけのインドレストランでも流れているので、この曲が流れてきたらテンション上がって私は口パクでもノッてしまいます。恋人は慣れているので私をガン無視してご飯を食べ続けるよ。寂しい。

この曲ですね。




これはハリウッド映画の『Knight and Day』をリメイクしたインド映画『Bang Bang!』の劇中歌です。
イントロからめちゃかっこよくない?

ちなみに踊っている人と歌っている人は違います。

インド映画では、役者と歌手がわかれていることがほとんどで、歌はプロの方が歌っています。

「Tu Meri」を歌っているのは、Vishal Dadlani(ヴィシャル・ダッドラニ)という方です。

この映画の楽曲制作は、Vishal-Shekharという楽曲制作デュオの2人が担当していて、そのうちの1人がこの歌を歌っています!才能がすごい!

最近のインド映画ではひっぱりだこの2人で、ほかにも彼らのカッコいい曲はあるんですよ!

ほい!

オーム・シャンティ・オーム 私の輪廻(Om Shanti Om)』の「Deewangi Deewangi」




ラ・ワン (Ra.One)』の「Chammak Challo」




スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(Student Of The Year)』の「The Disco Song」(これは有名曲「Disco Dewaane」のリミックスですが)




Shah Rukh Khan主演映画が多いな…?と気づいたけどまあ映画のジャンルと界隈が似ているからそういうもんだよね。

好きな音楽の制作者で映画を調べて観ていくのもおもしろいかもね!



IFFJ Best!!として再上映されていたので、見に行ってきました!

わかりやすく素晴らしい分析と感想はたくさんのブログに書かれているので省きます。
私はある一点がとても気になって夜も眠れなくなってしまったのでそれを書きます。

■概要

祖父が倒れたことをきっかけとして、離れて暮らしていた長男と次男が実家に帰ることに。
しばらく家族で生活を共にすることになるが、親の不仲や、兄弟の確執が見え隠れし、それぞれがなんとか家族の仲を保とうとしていたところに綻びが出てしまう。
どんな家にも起こる家族の崩壊と再生を描くストーリー。

■登場人物

Sidharth Malhotra...Arjun Kapoor(次男)
Fawad Khan...Rahul Kapoor(長男)
Rajat Kapoor...Harsh Kapoor(父)
Ratna Pathak Shah...Sunita Kapoor(母)
Rishi Kapoor...Amarjeet Kapoor(祖父)
Alia Bhatt...Tia Malik

■感想


ネタバレ感想です!

家族がテーマの映画、結構ジーンとして高評価になってしまうタイプなんですが、これは5/10点って感じでした。

おじいさんがお茶目で可愛いのに、後半いたたまれないよ~可哀想だよ~と悲しくなってしまったんですよね。

もちろん、それぞれの人生はそれぞれのためにあるし、いろんなことが起こる家族模様を描いたものだとはわかるんだけれどね。

そもそも、何も考えなくても、お父さんがクソじゃない?

お母さんもよくまあそんなに色々喧嘩ふっかけること言うなあと思うけど、長年一緒にいたらこんな感じかな、とも思うし。

兄は良い人。まあ、弟の作品読んじゃったのはアレだけど。

弟も普通。

お父さんがクソすぎるのは、家族の仲を立て直そうとして、不倫相手に「最後にする」のをわざわざ伝えに行ったところ。
それを直接相手に言いに行くような人は、結局最後にはならないのよ!!!と思った。
お前は何を知ってるんだ、と突っ込まれそうですが。
(結果的には最後になるけれども)

しかもさ、まだ不倫疑惑だった時に、不倫相手が何事も無いかのように妻(母)に声をかけるの。
不倫する人間の心理をよくわかってらっしゃる!!!
って感じでした。
そうそうそう、図太くて無神経なのよね、そういう人だから不倫できちゃうの。

もう不快感しかない。

だからね、それを見つけてしまった兄、あなたの怒りはわかるよーーー!!!と叫びたい。

父、気持ち悪いよね。
行くのは論外だし、その日にわざわざ行くか?って。

しかも、父、不慮の事故で亡くなってしまうじゃない?
それでチャラになる感じが嫌なの……。
父のしたことは、少なくとも家族や妻(母)にとっては「悪」じゃない?
死なれると、責めたくても責められなくなるし、責める気持ちのある自分を(なんであの時もっと話し合わなかったのか……)などと反省してしまうのは、残された人の心の安寧には不適切な展開だと思う。

恨んで良い。
その時は話し合える精神状態じゃなかった。
怒りや動揺に自分を任せるしかなかった。
しょうがないじゃない。
その時はできなかったんだから。
と私は思う。

「なんでもっとあの時にこうしなかったか」感が強まるのは、Aliaが両親を亡くした話が入るから。
なので、父が亡くなるところも合わせて共感を深めてるんだよね。

不倫する人の描写がうまいのは褒めるとしても、こういうオチに持っていく安直な姿勢により評価が低めです。他のシナリオ無かったですかね?と聞きたい。

(親でも殺されたかのように酷評してますがまあそんな感じ)

Aliaのこと書いてなかったけど、Aliaは何も言うことない演技と立ち位置だった。(良い意味で)
ヒロインだとしたら、キャラは薄かったかな。
「家族」がテーマだから、差し色的存在。



さてさて、叫びはそれくらいにして、私が気になったところ。

■インドのLGBTs

お兄さんがゲイという描写があるのですが、ゲイであるということを知った母親の拒否っぷりに驚きました。
まあ、最初はそうなのかしら、徐々に受け入れていくのかしら、と思っていたら現実はそうでもないようで。

私はインドのLGBTsの知識というのが全く無かったので、下記のツイートで初めて一部の状況を知りました。



なるほどな。




■定番曲「Disco Dewaane」

Aliaと兄が夜ご飯を食べているシーンで、店内BGMとして「Disco Dewaane」という曲が流れています。

この曲、元は、Nazia Hassanという女性シンガーが歌うパキスタンの曲で大ヒットしたそうです。





私がこの曲を知ったのは、映画『Student of The Year』でAliaたちが踊っていたアレンジバージョンです。




この曲って、元々クラブなどで流れてたんですかね?
それとも、『Student of The Year』で使われて再燃したんでしょうか?

インドでは定番ソングなんだな~と再認識したのでした。



■パキスタン人俳優の役柄

兄役の俳優さん、名をFawad Khanと言います。

パキスタン人俳優なんですが、「あの人イケてるわ」っていう役柄がパキスタン人なの、なんででしょうか。ヒロインとどうにかなるわけではないけど。

そういう映画が私の知る中でもう一つあって、『Dear Zindagi』という映画なんですが、これに出てくるイケメン役(こちらもヒロインとどうにかなるわけではない)のAli Zafarもパキスタン人俳優です。

そんなにイケメンをアピールしないとインド映画に出ちゃいけないんでしょうか。
(Ali Zafarの顔は好きだけど)

わかる!私にもわかるよ!イケメン!!!
文句つけてる訳じゃないの!

でもことごとく、「パキスタン人=イケメン・美人」っていうインドでのイメージなんなんですかね。
現地のインタビューや番組を見てても感じるけれど、映画にもそういうシーンありますよね。

私が言いたいのは、インドの人もイケメンだと思うんだけどね~、パキスタン人俳優は理由が無いと起用できませんか?どんな役で使っても良くないですか?ということ。
インドとパキスタンの関係は良くないし状況はわかるんですけどね。皮肉です。

多文化共生とは……。



余談ですが、家族もので好きなのは『Dear Zindagi』です。
Netflixで見れるので、登録してる方はぜひ!(^^;)

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