こんばんは。
最近寝ても寝ても目が痛くて、眼精疲労を疑っています。
瞼の裏は腫れてないし、結膜炎とかじゃない痛み……。
8月15日は、インドの独立記念日でした。
1947年8月15日がイギリスからの独立の日であり、パキスタンとの分離独立の日でもあります。
日本では8月15日というと終戦記念日で厳かな雰囲気になりますが、インドはお祝いモードです。
ちなみにインドの独立記念日が日本の終戦記念日である8月15日と同じなのは偶然ではありません。
インド総督マウントバッテン卿が意図して終戦から2年後のこの日に決めたという歴史があります。
映画『英国総督 最後の家』でもそのあたりが描かれているらしく、日本にいる方はDVDがあると思うので観てみてほしいな。(私はまだ観てない。)
映画『英国総督 最後の家』公式サイト
なので、戦争への重い気持ちを抱えながらも、インド独立記念日のお祝い自体は、この国に住んでいる人間としてとても晴れやかな気持ちになるものでした。
どれくらいのお祝いの雰囲気かというと、こんな感じ。
オフィス
スーパー
ショッピングモールの中
ショッピングモールの外のイルミネーション(元々この3色という話も?)
他のショッピングモール
レストラン
国旗のカラーに彩られています。日本ではなかなかここまでしませんよね。
紹介が遅くなりましたが、インドの国旗がこちら。
オレンジのサフランがヒンドゥー教、緑がイスラーム、白はこの宗教の和解とそのほかの宗教を表しているそうです。
中心部の絵柄はアショーカチャクラという仏教の法輪が描かれています。
国旗掲揚には細かいルールがあり、今は、普通の平日の日にも国旗を街中で見かけますが、以前は祝日以外の民間人の国旗掲揚は認められていませんでした。(その歴史はまた今度……。)
独立記念日には、多くのお店が休業日となります。
だいたい夕方頃から営業するお店が増えてくるようです。
街中の路面店は営業していましたが、ショッピングモール内にはお休みのお店も多くありました。
休日だったので映画館へ行ったのですが、いつも映画の前に流れる国旗と国歌の映像が8月15日バージョンになっていました。
国旗のシーンが無く、これまでの著名な映画人や映画スタッフの映像が流れ、国歌は合唱団ではなくプロの方々だろう歌声に変わっていました。
いつもはこの国旗と国歌の時間を複雑な気持ちで過ごしているのですが、この日ばかりは映像も相まって涙ちょちょぎれそうになりました。
国にはそれぞれの歴史と思いがありますね。
日本にも思いを馳せながらインドの独立をお祝いする8月15日となりました。