8年ぶり、人生2回目の犬との生活です。
以前、実家で黒のトイプードルを飼っていました。
頭が良く、元々暴れたりもしない犬でしたが、最後の数年は、老いてきたことがわかるほど非常におとなしい犬になっていました。
祖母のために両親が購入し、祖母のそばにずっといたんですが、祖母が他界。
その数年後、祖母の法事の日に、家族親戚に挨拶するのを待って、静かに旅立っていきました。
次の日が月曜日で、(理由を体調不良として)会社を休んだら社長がバチ切れしたらしく、上司から出勤要請の電話が来て、火葬の後、目を腫らしたまま午後出勤した思い出も残っています。(笑)
その子のことは、今でも思い出して涙が出るほどです。
さて、新たに迎えた犬ですが、元々犬を飼いたい気持ちはあり、それは夫とも一致していました。
ただ、私には
・夫と私の両親がまだ会えていないこと
・日本での結婚式ができていないこと(白無垢を着たい)
・それが終わってから妊活したいこと
という人生のペンディング項目がありました。(年齢的にも焦る!)
そのため、犬を迎えるのはもう一度日本に行ってからが良いという気持ちがありました。
実は一度、別の犬が家にトライアルで来たのですが、ブリーダーさんとの信頼関係に問題があり、その子はお断りしたのでした。
それがあり、もう少し先かなと思っていたところ……。
先日、夫から「明日、犬が来るから」と突然言われました。
最近やたらとその犬種の飼い方をWeb記事やYouTubeで見ているな、とは思っていたのですが。
上記のペンディング項目を無視するかのように思えた夫のサプライズ行為に疲弊し、全部自分でやってくれ……との思いが湧きました。
とまあ、思うところあり夫とも話したのですが、犬を迎えて5日目の今
超可愛いーーーー!!!!
来た時から人見知りせず、よく走りよく遊びよく寝る子です。
起きた直後ははしゃぎまわるので、起きている時の写真があまりありません(笑)
さて、所感をメモしておきたいと思います。私が後から振り返りたい。
・初日、「可愛い」けどまだ愛は感じないな。これから育まれていくんだろうな。
(前に飼っていた犬との14年間の関係との違いを感じた。)
(前に飼っていた犬との14年間の関係との違いを感じた。)
・夫が在宅勤務なので、夫がメインで世話をしているが、一緒に関わる中で、疑似子育てをしている気分になった。
きっと夫は良いお父さんになるだろう。
(夫をお父さんにしたいという気持ちはずっとある。)
・夫とワンちゃんだけで過ごす時間が長いので、夫の話しか聞かないようになってくるかもしれないという焦りが出てきた。
夜はワンちゃんが9時前後に寝てしまうので、私が帰宅して夕食作って食べて落ち着いた頃には寝ることに。
おそらく夫も危機感を感じ、朝起きた時の遊び相手といる時間のご飯は、私が担当することになった。
・お迎えした初日は、服の素材のせいか、その時は細かい毛が目についたが、最近はあまり目に見える感じではない。
・トイレトレーニング
①あちこちにする。
といってもリビングだとここ、ベッドルームだとここ、という感じ。
①あちこちにする。
といってもリビングだとここ、ベッドルームだとここ、という感じ。
トイレトレーニングの道のりは長い……。
しかし、5日目にして、トイレトレーの上で初めてのおしっこ!
夫と「Conglatulations」と言いながら握手を交わした。
②インドの家で良かったことが、床が石材なこと。
夫と「Conglatulations」と言いながら握手を交わした。
②インドの家で良かったことが、床が石材なこと。
日本だと、カーペットだったり畳だったりして掃除がちょっとストレスかもしれないけれど、石だと何度か拭くだけだから、比較的楽。
③トイレットペーパーで拭いたり拾ったりした後に、しょうがなくトイレに流すけれども、インドでは基本的にトイレにはペーパーを流せない。排水管が細いのでいつか絶対詰まる。
意識して、多めに(使わない時でも)水を流すようにしている。水道代どうなるか。
・「私たちのところにきてくれてありがとう」と思った。
不思議な感覚だった。
きっとお子様がいらっしゃる方は、少なからずこういった思いを感じたことがあるんだろう。すごい。
きっとお子様がいらっしゃる方は、少なからずこういった思いを感じたことがあるんだろう。すごい。
・ワンちゃんと話す時の主語が「お姉ちゃん」になってしまう。
実家で買っていた犬との長年の癖だと思うけれど、その時は「お姉ちゃん」の立場だったからそれがまだ抜けない(笑)
意識して「ママだよ~」と言うようにしている。
実家で買っていた犬との長年の癖だと思うけれど、その時は「お姉ちゃん」の立場だったからそれがまだ抜けない(笑)
意識して「ママだよ~」と言うようにしている。
・ワンちゃんに対して、私は日本語で、夫はヒンディー語でコミュニケーションを取る。
いつか子どもを育てることになったら、言語はどうしようかなと思っていた。
いつか子どもを育てることになったら、言語はどうしようかなと思っていた。
大きくなるにつれて子どもの意向には合わせるだろうと思っていたのだが。
私は言葉の通じない赤ちゃんに英語やヒンディー語でとっさの声掛けができないことがわかった。
夫も、ヒンディー語の発話が多くなっている。お互い無意識。
・人間に関連する、元々やらなくて良かったことをしないといけない雰囲気がだるい。
①早起き。6:30くらいに起きるので、一緒に起きることになる。
今までより2時間くらい早起き。寝るのが早くなるのは良い。
今までより2時間くらい早起き。寝るのが早くなるのは良い。
朝起きてやってるのが、廊下での散歩。もうほんと元気……。しかもちょっと走る。
②朝食作り。元々、インドに来てから今まで3年ほどやっていなかったのだが、せっかく早く起きてるんだし、と求められる。めんど。
・物が増えることへのストレス。
単純に、今パンパンの棚や物入れを整理した上で、新たな物を迎え入れるようにしてほしい。
単純に、今パンパンの棚や物入れを整理した上で、新たな物を迎え入れるようにしてほしい。
こんなところでしょうか。
最近、夫との生活が安定してきたかなというところに、新たにワンちゃんが加わることになり、その変化へのストレスが嫌だという気持ちがありました。
言語化すると、チームビルディングにおけるタックマンモデルの考え方があるんですが(↓)
Forming→Storming→Norming→Performing→Adjourning
このNormingが続いていてこれからPerformingに入っていけるかなといった段階だったのが、ワンちゃんが来て二人の関係がまたStormingになるのか、ということにストレスがありました。
でも家族の形成というのは、雑に言うと子どもの自立までは終わりがなく、これを予告なく突然に繰り返していくものなのかなと感じてもいます。
急激な変化が楽しいわけではない年を重ねた私には、向いていないのかもしれません……(笑)
ほんとに、結婚し人間関係を継続している人たちを尊敬します。
とは言え、これから15年ほどのワンちゃんとの生活自体は楽しみです。