パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

2022年10月


こんばんは。前回のワンちゃん日記からだいぶ時間が経ちました。



ワンちゃんの成長スピードが速く、 できるようになることがどんどん増えていくので、メモや日記を残しておかないと忘れてしまうような気がします。
子育てもこういう一瞬一瞬が喜びになったり、大切な思い出になったりするんだろうな、と疑似体験しました。

日数カウントができなかったので、日付で残しておきます。


7/8
家のインターホンの音は「玄関が開く」「誰かが来る」というふうに認識している。
最初はわかってなかったこと。

7/10
ボール遊びが好き。
だけど、投げたボールを私たちに返してくれることはない。
「せっかくボールを取ってきたのに、なんでまた投げられなきゃいけないの、プイッ」という感じ。

7/14
私が出勤する時は夫が車で送ってくれるんだけど(車で2分の距離)、我が家に来た時からワンちゃんも一緒に乗って行っている。
なので、私が仕事用のバッグを持って玄関に向かうと、「外に行けるんだ!」とはしゃぐようになった。

7/15
プロのドッグトレーナーデビュー。
トレーナーさんがお家に来てくれます。
一発ではないけど、何度か「Sit!」と言うとおすわりができるようになりました。頭が良い。

7/24
我が家には高さの異なるソファがあるのですが、高さが高いほうのソファにも飛び乗れるようになりました。
体重も増えてきたし、少しずつ大きくなってきたんだねえ。
そういえば、一回でSit(おすわり)ができるようになったね。

8/1
玄関の来客に向かってはしゃぐワンちゃんを片手で持ち続けることが難しくなってきた。
大きくなって、重くなっている。

8/5
もう4kgあるらしい。来た時は2.5kgじゃなかったかなあ。

8/8
相変わらず、眠くなると私の膝の上に乗って寝ようとする。
私が膝の上にパソコンを乗せて作業していても(笑)、「あ、ここで寝たいんだな」とわかる。
ただ、結構大きくなってきて、私の膝上のサイズぎりぎりなので、いつまで乗ってくれるのかなあと考えたりする。

dog

8/16
伏せができるようになった。可愛い!頭良い!
でも伏せができたあとのご褒美をあげようとするとスッと立ってしまう。
もう少し……!

8/21
初めてドッグランに行った。初めてが沢山。
初めて、沢山の犬との交流。噛まれたり噛もうとしたり。ひやひや。
初めて、プールで泳いだ。可愛い。
動きすぎて暑くなったのか、飲み水を器から自分の体に手でかけてた。初めて見た。もう一回プールに入れた。
体重はもう5kgになった。

8/22
サイドテーブルに飛び乗って、私たちのベッドに上がってくるようになった。
昔は「乗せて乗せて」と要求してきたのに、今は朝目が覚めるといつの間にか横にいる。

8/23
毛が抜けまくる。目を凝らさないと見えないけど、服についた毛にはコロコロが欠かせない。

9/11
動くものなんでも興奮して追いかける。
ちょうちょ、リス、ハト、カラス。中サイズ以上の蟻……。蟻を食べちゃう。
大きな噛むタイプの蟻がワンちゃんの口に引っ掛かったことがあって、私まで噛まれないか冷や冷しながら取り出したことがある。
まだ食べようとするので散歩中は気を付けてる。

9/20
ワンちゃんの歯が生え変わってきている。
ボール遊びで、ボールを持って帰ってきた後に離してくれるようになった。
ごほうびが手元にある時は戻ってきたらすぐさまボールをポロっと落とす。

9/27
体重が6.4kg。

10/7
片足を上げておしっこするようになった!



2022年11冊目、 佐々木美佳著『タゴール・ソングス』を読んだ。

tagoresongs

これは、ドキュメンタリー映画『タゴール・ソングス』の取材・撮影中に出会った人々の物語だ。
佐々木美佳監督が、監督自ら本として書き下ろしたものになる。

私は、この映画が公開された時にはすでにインド在住で、この映画は未だ観ることができていない。
そんな立場で理解できるのか自分で疑問に思っているが、記録は残しておきたい。



まず、これを読んで、タゴールという人の存在を強く意識し始めた。
本書で日本語に訳された詩が非常に美しく心惹かれる。
タゴールは、インドの国歌「ジャナ・マナ・ガナ」の作詞作曲をした人としてぼんやりと知っていた。
しかし、彼がノーベル文学賞を受賞していたり、多くの曲を作っていたり、また、バングラデシュ国歌の作詞までしていたとは全く知らず、この本を読むまでそこに興味関心が至らなかった。
俄然気になり始め、YouTubeで「Tagore Songs」を検索して聴くなどしている。
彼の詩集『Gitanjali』を読みたいとAmazonで探したりしている。




そして次に、日本からの発信が、私のインドへの興味を増幅させてくれることに、非常に有難い気持ちになった。
インドに住んでいると日々を生きるのに精一杯になり、目の前のことを乗り越えることや今すぐに役立つ知恵に目が向きがちになる。
すでにそこにある美しい文化に心を寄せる余裕が無くなってしまう。
タゴールやこの物語はベンガル地方がメインではあるものの、同じインドのこととして、今まで気が付いていなかった魅力を私に教えてくれるものとなった。

旅行先リストに無かったコルカタに行ってみたくなった。

タゴール・ソングス
佐々木 美佳
三輪舎
2022-02-28

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