パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

2022年11月


1年半前の2021年の4月に開始したレーザー脱毛の全セッションが終了しました。

その時のブログはこちら。



Google検索で上位になっていて、参考にしたよ~という友人からの声もこれまで何度かいただいています(笑)

意外と、脱毛のセッションを全て終わらせた後のリアルなレビューってないですよね。
単純にブログを書き忘れていたり、全セッションを終えられていなかったりするだけかもしれませんが。
ということで、最後の脱毛を終えて1ヶ月が経過したので、実際の毛の状態と、脱毛経験の感想をまとめてみます。


セッションの回数

顔、腕、脇、脚、胸、腹部、背中、ビキニの8パーツ×6回で48セッションとなりました。
途中から顔と背中はやらずに、その分を他に回すようにしました。
(ここのレーザー脱毛では、顔と背中の薄い毛には効かないようでした。)


所要期間

ちょうど1年6ヶ月かかりました。
クリニックとしては1~2ヶ月ごとの施術計画だと思いますが、3回目以降は毛が生えてこなかったりしたので、私は長めに次回予約までの間を空けていました。
ゆっくりなほうだと思います。
コロナのロックダウンとその規制の影響などは受けていません。


施術の痛み

1回目、2回目までは全体的に痛かったのですが、3回目以降は、腕や脚、腹部についてはあまり痛い思いをせず、5回目以降はほぼ感じませんでした。
脇は、4回目あたりまでは結構痛かったと記憶していますが、5回目以降はくすぐったい感覚のほうが勝ちました。
ビキニラインについては、4回目までは痛く、5回目でやっと緊張せず呼吸を継続できるレベルになり、6回目からは狙い撃ちされた毛の時だけ痛かったかなという程度でした。


各パーツの毛の状態について
  • 顔 変わらない(1~2回やっただけ)。
  • 腕 ほぼ生えてこない。白い壁の近くで顔を10cmほど近づけると、産毛や細い毛は見える。
  • 脇 ほぼ生えてこない。細い毛は残っているが、ずぼらなので気にならない。
  • 脚 ほぼ生えてこない。脚の毛には効果が高いように感じる。膝の毛はわりと残っているかもしれない。
  • 胸 簡単に見える産毛(?)が生えてたんだけど、見えにくい産毛になったかな?
  • 腹部 産毛とへそまわりの毛が気になっていたんだけど、今はほぼ無い。このタイミングで生えていないだけかもしれないが…。
  • 背中 見えないのでわからない。水着を着ないから気になることがなく剃っていないから変化もわからないが、サリーを着る時には気になるのかも…。
  • ビキニ ほぼ生えてこない!らくちん!
毛が濃く太い部分には効果があって、薄く細い部分にはあまりマッチしていない機械なのかもしれません。


Kaya Clinicのサービスについて

・システムは良い
アポイント確定時にメールが届く。
前日にアポイントの確認の電話がかかってくるため、この電話に出て、Confirmしないといけない。

・清潔感
コロナ禍ということも影響してか、この点で不快に感じることはありませんでした。
一番重要な剃刀は毎回新品を使用しますし、セラピストによっては私にわざわざ見せて「開けますね」と言う人もいました。
少なくともここのクリニックは、毛を事前に剃らなくて良いのです。セラピストが丁寧に剃ってくれます。(医療機関だから?)
剃り残しがあってシェービング代が追加でかかるようなことは一切ないです。
毛がどこに残っているかをアピールするために、毎回ボーボーにして向かいました。
回数を重ねるごとに生えてこなくなるので、普段剃ってなくてももはや気になりません。

・マネージャー含むスタッフの態度は良い。
最後のセッションが近づくにつれ営業されることも多くなりましたが、まあそれは彼らの仕事だから。

・セラピストの質は安定している
5段階評価で3~5という感じでしょうか。
たまに「3の人だな~」と思うことがあれば、その場で、こうしてほしい/しないでほしいことを言ったほうが良いです。
私は面倒くさいので言いませんでしたが。
3だな~と気になったこととしては、私は全裸で紙エプロンみたいなものしか纏っていない状態なのに、脱毛の最中にドアを開けて別のスタッフが入ってくること。
そのあたりの気遣いですね。2回くらいあったかな。クレームを入れてもいいと思う。
(セラピストは全員女性で、マネージャーは男性。受付は遠いけど、心情として嫌。)
基本的には誰も入って来ないんですが。

・ドクターに会ったのは1回だけ。
最初の申込時の診察の際に、常駐の皮膚科のお医者さんとのコンサルテーションがありました。
その後は、私と話すことはありませんでしたが、脱毛時に肌荒れが起こっていたり、できものができている時には、セラピストがお医者さんに聞きに行くこともありました。
なんとなく安心。
(もし施術後に肌トラブルが起きたら、すぐに相談しましょう。私は何もありませんでしたが。)

・機械が何かはわからない。
日本の会社だと、機械や仕組みの違いもアピールしてきますよね。
聞けば教えてくれるのかもしれませんが、聞かなければアピールもされません。
ビキニラインだけは専用マシンがありましたが、それを使う人もいれば、使わずにボディ全体と同じ機械で済ませる人もいました。
これも、「ビキニラインは別の機械でしょ?」と言えばそうしてくれたかもしれませんが、私は面倒くさいので言いませんでした。
どちらも効くとは思います。
ビキニライン用の機械は、まじまじと見ていませんが、照射する範囲が狭いのと、レーザー照射と同時に冷風も当たるので、皮膚の負担が少ないとか、そういう感じなのかもしれません。(あくまで私の想像)


総評

インドでやって良かった!これに尽きます。

<1>
毛なんて、生えてようがなかろうが本人の自由だし美醜の判断に寄与してほしくないのですが、私個人としてはどうしても気になってしまい、剃っては痒くなり肌トラブルを起こすことの繰り返しの人生でした。
脱毛をスタートしてから、剃る回数がだんだんと減り、この1年ほどはほぼシェーバーを使っていないので、肌に切り傷やかさぶたができていることがありません。

<2>
そして、費用対効果が良い。
私は76,025ルピーで全身コースを選択し、今の円安の状況でも130,515円で一通り終えられました。
日本でVIO含めた全身コースだと、20万円はかかるだろうと思います。
もちろん日本のクリニックやサロンのケアの良さは比べ物にならない点もあるかもしれませんが、ある意味、インドだからこんなものか~と気楽になれる部分もあったかもしれません。
逆に、何回も繰り返し照射してくれるのは、インドもしくはこのクリニックの良さでもあるかも。


おそらく今後生えてくるであろう細い毛や、完璧にツルツルにしたい部分は、それに対応できる機械のあるサロンやクリニックを探して行こうと思います。
女性は妊娠出産のホルモンバランスの変化で毛が生えてくるとも聞きますし、そのあたりが落ち着いてから次を考えたいですね。

今は満足しています! 



2019年に出会ったインドのアーティスト、Prateek Kuhad(プラティーク・クハール)のライブコンサートに行ってきました。

Prateek Kuhadについて書いたブログはこちら。




念願だったんです。
インドに来て初めて好きになったアーティストであり、今のところ唯一情報を追いかけている歌手だったので。
それなのに、ライブをやると知ったのは4日前でした(笑)
本人のTwitterをフォローしているのにライブ情報に気づいておらず、グルガオン情報をキュレーションしているインスタグラムアカウントから偶然知りました。
ツイートは1回だけじゃなくて何度も告知してくれ!!!(笑)

そして、“インドで”初めてのライブへの参加でした。
インドのライブ会場ってどんなものなんだろう?というのも非常に興味がありました。

たいていのライブは、BookMyShowというイベント予約アプリを通して予約します。
アプリでちょちょいと予約して支払完了。それだけでした。
そのライブごとの個人情報登録や、紙のチケット発行などは不要。
本当に大丈夫なのか…と現地に行くまで少し不安でした。


そして11月13日(日)、ライブ当日。

開催場所は、グルガオンのセクター68にあるAiria Mall(エイリヤモール)というショッピングモール。

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ショッピングモールの中にそういう音楽ホールがあるのかと考えていたら、なんと屋外の敷地をライブ会場にしていました。

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会場はほぼオールスタンディングで、Fav Peepsという前方のエリア(Rs.4,999)と、All I Needという後方のエリア(Rs.2,999)に分けられていました。
ごく一部、ソファ席があったんですが、告知直後の前売チケットなのか、VIPやコネがある人限定の席のような感じ。
私がライブ情報を知った時には、BookMyShowではソファ席のチケットは販売されていませんでした。


さて、ライブは、とても良かったです!

2018年のフジロック以来、およそ4年ぶりのライブ参加となりました。
大学生の時には毎月のようにライブに行き、インドに来る前は少なくとも毎年フジロックには行っていたので、ライブコンサートというのをずっと欲していました。
やっぱり生音って良いですね。
私は、耳の問題やトラウマなどで轟音や低音が苦手なんですが、それも何曲か聴くうちに慣れました。

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大好きなTune Kaha、最近好きになったAll I Need、Tere Hi Hum、王道のcold/messを歌ってくれました。
新しいアルバムのツアーなので、新曲多めでしたね。
フォークっぽい感じのアーティストが、アルバムを出すにつれて、音の数(電子含む)が増えていったりするのは自然なことなんでしょうか。
まあ良いんですけどね。

声も良いし、ギターも良いし、ピアノも良いし、本人のライブ表現技術の点では何もがっかりすることがありませんでした。
稀に、箱の大きさが合っていないと感じるライブがあるんですが、そういうこともなかったですね。
会場は、フジロックのホワイトステージくらいの大きさでした。

あ、アンコール文化がないのかな?
日本だと「アンコール!アンコール!」と発声と手拍子が起こりますが、はけた後、そうなる前にすぐ再登場してきました。
大音量を出していい時間が決まっていて、その終了時刻が迫っていたから急いだのかな、と思います。

<セットリスト>
わかったら載せます。


ライブ体験としては、興味深かったです。

ショッピングモールの入口に設置されているBox Officeでチケット購入画面を見せると、リストバンドが渡されます。

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また、ドリンクやフードなどはプリペイドカードを使用する購入方法でした。
参加アーティストが一人の屋外フェスのような感じ。

セキュリティチェックで手荷物なども非常に細かくチェックされ、飲食物を持っていたであろう人たちの残骸が沢山置いてありました…(笑)

音については、始まってから数曲は、同じ音が繰り返されるような瞬間がありました。
隣の建物からの反響なのか、もしくはメインスピーカーの音をマイクが拾ってしまっているのか。
途中からそれも無くなって聴きやすくなっていましたが。

また、最近の日本のライブコンサートに行けていないので世界全体の変化がわかりませんが、こっちの人、ライブ中もめちゃめちゃスマホ使うじゃん!って驚きました。


写真・動画撮影は当たり前というか、悪いことではない認識です。
撮影だけならまだしも、家族とビデオ通話してライブの様子を届けている人も。
(ライブ会場の音が大きいので、通話相手の声などはもちろん聞こえませんが。)
ライブ中にそれを楽しむ自分の動画を撮影するなど。
アーティスト自身が「みんな、スマホのライトをつけて」と声をかける曲もありました。

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音楽フェスだと思えばまあよく見る光景かと思うんですが、一人のアーティストのライブでこんな感じなのか~と驚き。

参加アーティストが一人の屋外フェスのような感じ、と思った理由が、飲食物の提供にもありました。
ステージ横にアルコールブースと食事ブースがあり、プリペイドカードで支払って購入、会場内で食べます。
ライブ中にいつでも何度でも購入できるというのが少し不思議な感じでした。
日本でもできますが、少なくともライブ中は良い音で音楽を聴くことに集中しようという人のほうが多いイメージです。
こちらの場合は、空間全体を楽しもうとしているのかなと。

また、大きな違いはグッズ販売です。
グッズ販売ブースが小さい。テントひとつ分。
すべてのグッズを壁や見えるところに掲示しているわけではないので、グッズも値段も非常にわかりにくい。
売る気が無さすぎる。というより、それを主要な収益にしているわけではなさそうです。
タオルを買うことの多い私でさえ、何も買わなかったし。
ネットでも買えるから、とかなのかな。

他には、チケット購入時に求められていたこととして、「IDカードを持参した」のに提示することはなかったし、「マスク着用が必須」だっただろうに着けているのは観客の1割にも満たなかったです。


おわりに

デリーNCRの会場として、グルガオンのセクター68という、都市部の南端で開催されました。
デリーやノイダなど遠方に住んでいる人は、来るのが少し大変だったのではないかと思います。
電車や駅の無いエリアなので自家用車もしくはタクシーで来るのみ。
開催場所のショッピングモール付近は渋滞が発生し、提携している他のショッピングモールの駐車場には入れそうになかったので、高速の下の空地に駐車しました。

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車で20分のグルガオンに住んでいて良かった…!と初めて思いました(笑)

好きなアーティストのライブはやっぱり良いですね。

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2022年12冊目、堀江貴文著『多動力』を読んだ。

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2017年頃に話題になっていた本ですね。
会社の建物の本棚に置いてあったため、借りて読んでみました。
1時間もかからずに読めると思います。

著者は(最近は?)自分で本を書いていないことを公言しているため、著者に関するウェブ記事などをよく読んでいる人にとっては、目新しい意見ではないように感じました。

ただ、実際に行動している人の思考なので、私も自分の頭の中を整理して前進していかなければいけないなと思ったりしました。

ということで、覚えておきたい部分を引用。

・あなたの肩書きを紙に書き出してみよう。
・欲しい肩書を理想で良いから書いてみよう。
・では、その肩書を手に入れるにはどうしたらいいか。1万時間を捻出するための計画を具体的に立ててみよう。
いつかブログにも書いてみようかと思ってはいますが、副業をしていて、それを本業に変える意欲や行動力、継続力が私にあるか?と自問自答する日々です。
ちなみにブログは趣味でお金にはなっていません。

・準備にかける時間は無駄である。見切り発車でいい。すぐに始めてしまって、走りながら考えよう。
・一番わかりやすいのは、あなたが会議でした発言が一人歩きして、多くの人間を動かしているか?と考えることだ。
・あなたの発言やアイデアに、あなたが知らない人までもが熱狂し、働く。そういう仕事をするように意識しよう。
これもいずれブログに書きたいと思いますが、ニーチェの「始原の運動であるか?」ということを意識して生きています。
最近は疲れを言い訳にして非常に弱気になっているような気がしますが、こういうエネルギーのある仕事の仕方を心掛けたいですね。

・本音で生きればストレスは溜まらない。言いたいことを言って、食べたいものを食べて、寝たいだけ寝よう。
・リーダーは馬鹿でいい。いや、バカだからこそ、リスクを考えずに手を挙げられる。あなたが手を挙げれば、小利口な人間が必ず手助けしてくれる。勇気を出して、手を挙げるバカになろう。
大学時代の教職ゼミで教授から言われてから意識しているのが、「ファーストペンギンになろう」ということです。
天敵がいるかもしれない海に、餌を求めて最初に飛び込んでいくペンギンのことを指しています。
「我々はあまり頭が切れるタイプの人が入る大学ではないため(日本人的な控えめな発言と受け取ってほしい)、まず行動する人間になったほうが良い」ということ。
面倒かもしれないことやできるかわからないことでも、とりあえず引き受けてやってみるようにしています。

・予定表を広げてみよう。どうなるか予想もつかない予定はいくつあるか。
・先週も先々週も同じような予定を過ごしてはいないだろうか?
・未体験の予定をつめこんで、見たことのない景色を見よう。
ルーティーンを作ったほうが良いかなと思っていました。
ストレスを減らすためにルーティーンもあったほうがもちろん良いと思いますが、イレギュラーな未体験の予定を意識して立てていきたいですね。



多動力 (幻冬舎文庫)
堀江貴文
幻冬舎
2019-04-10


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