明けましておめでとうございます。

2021年になってから2週間以上が経過しましたね。

昨年と変わらず、年末年始は仕事で忙しくしていました。
やっぱり日本の年末年始が好きだなあ。

2020年は誰にとっても楽な1年ではなかったと思います。
インドにいた私は、ロックダウンや在宅勤務などで、どこかに出かける機会が少なくなりました。
行動範囲がとても狭くなってしまったため、記憶にある景色はほとんどグルガオンです。

だからこそ、それだけで終わった1年ではないことを残しておきたく、2週間以上経った今、2020年を振り返ろうとしています。

2020年のテーマは『加速』でした。



1月

2020_01

年末からホームシックを引きずっていたけれどなんとか持ちこたえる。
髪の毛が沢山抜けてしまい、不安が止まらず、美容皮膚科に通い始める。
毎月旅行に行こうと決め、2020年一発目はチャンディーガルへ。この街がとても大好きになった。



2月

2020_02

誕生日をインドで過ごす。
日本へ一時帰国するも、インドでのストレスからか食欲があまり湧かず、日本食をあまり満喫できなかった。



3月

2020_03

恋人との出会い。2020年と言えばこれでしょう。
コロナの脅威が迫りつつもまだ日常生活を送れていた。
しかし突如として外出禁止令とロックダウンが発令される。

2020_04



4月

2020_05

ロックダウン継続。
写真を見返すと胸がギュッとなる。
この写真は実は3月だけど、本当に人や車が街から消えた。
家の中にいなきゃいけなかったあの時の不安、音や空気が今でも思い出せる。
「この先どうなるんだろう」という人生へのとてつもない不安だった。

2020_06



5月

2020_07

ロックダウンは継続するも必要な外出ができるようになる。(緊急でない)病院にも行けるようになった。
恋人とも4月に比べれば会いやすくなり、同じスーパーに買い物に行くという理由をつけてなんとか会おうとする。
恋人の家族と対面。



6月

2020_08

日常生活においては、だいぶ外出ができるようになった。
6月は恋人のお家によく泊まるようになった。
仕事も彼の家でしていたりと、彼の家で一緒にいる写真が多い。
念願のHPVワクチンの1回目接種。



7月

2020_09

お店が開き始め、テイクアウトがメインだけれど、カフェで店内飲食ができるようになってきた。
公園デートをするようになる。

2020_10



8月

2020_11

在宅勤務はまだ継続。
恋人と初めての旅行でチャンディーガルとシムラーへバイク旅。本当に楽しかった。



9月

2020_12

仕事が動き出した月。
あまり写真が残ってないんだけど、ずっと室内にいたことによる体重増加に危機感を覚えてウォーキングに行ったりした。
恋人とバイクでデリーまで行って、クトゥブ・ミナールにも行った。



10月

2020_13

恋人との結婚の意思を彼の家族に伝えた。そのお祝いに食べた、ラドゥーというインドのお菓子。
仕事で引き継ぎ業務がありとても忙しくなった。
久しぶりにオフィスに行き、通勤途中の花に癒されたりした。

2020_14



11月

2020_15

11月はもうこれしかない。新型コロナウイルス陽性。
絶対にもうかかりたくない。



12月

2020_16

コロナから回復した後、仕事が忙しすぎて余裕がなくなる。
11月から頻繁に恋人と喧嘩していたけれど、年末にしっかり話し合いができた。
新オープンしたカフェが私と恋人の行きつけになった。



本当は、2020年にやろうと決めたことが8個ありました。



でも全くできなかったんです。
唯一、ヒンディー語学習は独学だけれどスタートできましたが……。

2020年は、コロナに気を付けながら、ロックダウンのストレスに負けないように生きることに精一杯でした。
でも「できなかったこと」の理由をコロナのせいにはしたくない気持ちもあります。
2021年になったからといって、コロナが終わったわけではないのだから、この生活に適応する必要がある。いつまでも何かのせいにしていられない。という気持ちがありつつも、実際にはまだできないこともあります。

でも、2020年は、できなかったことを後悔するよりも、できたことを見つめていたい。

テーマは『加速』だったけど、本当に加速したのは10月からだったと思います。主に仕事面で。

2020年にできるようになったことって何だったかな。

・恋ダンスが踊れるようになった。
・ヒンディー語が読めるようになり、1,400語を覚えた。
・仕事の役割が増えた。

そんなものだけど、インドで過ごしたロックダウンとコロナ禍の経験が、未来の自分の糧になってほしい。
世界中の人と共有せざるを得なかったいろんな不安を経験したことが、いつか誰かの痛みをわかることにつながるかもしれない。

そう思って、悲しみや不安を感じたことから目を背けず、2021年ひたむきに生きていきたいと思います。