【3】のつづき



念願のパンゴン湖に到着しました。

パンゴン湖だからどこでも良いというわけではなく、私は映画『きっと、うまくいく』のあの砂嘴に行きたかったのです。

道路に「3 Idiots spot」のような看板が立っているので、万が一ドライバーさんが知らなくても大丈夫。
(そもそもこんな有名な場所を知らない現地ドライバーさんはいないと思いますが)

感動と興奮のあまり移動中の写真が全く残っていませんが、こんな写真が撮れます。

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1オブジェにつき1人50ルピーを支払います。ちゃんと有料です(笑)

私は3オブジェで写真を撮ったので、計150ルピー。
2人で3オブジェで撮る場合は、計300ルピーになると思います。

このバイクやドラム缶はひとつしかないわけでなく、湖岸にたくさん並んでいるので心配いりません(笑)
近くにおじちゃんがいて、写真を撮ろうとすると声をかけてきて代金を請求されます。



それから、映画での再会の場所がこちら。

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言葉はいりませんね。

この砂嘴に着いたらもっと感動するのかなと思っていたんですが、それよりも疲労が上回っており、キャーキャーはしゃぐようなことにはなりませんでした。

心の中では、ここの砂嘴に歩いて行くのも遠い……と思っていたくらい。

それに、私のスマホの連写機能が見つからず、ジャンプ写真を何度も撮り直すことになり、体力消耗……。

10分ほどで「もう泊まる所に行こうっ」と、自分が思ってたよりも早くこの場を立ち去りました。



パンゴン湖で泊まったのはNamtso Wooden Cottage。



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標高4,200mの、町から5時間の、携帯電話の電波が届かない場所で、個別のトイレと電気があって、雪と風を凌げてこんな充分に暖を取れる所で休むことができるなんて有り難い限りでした。

ただ、このコテージの場所がわかりにくく見つけるのに苦労したので、電波が繋がるうちに連絡して事前に位置や地域名を確認しておくことが重要です。

自分で予約したのでドライバーさんは場所を知りませんでしたが、旅行会社経由ですべて手配してもらうのであれば問題ないと思います。



このコテージの目の前はパンゴン湖です。

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パンゴン湖が青く光り輝くのは、おそらく午前11時頃~午後4時頃までかと思います。
太陽光があたる角度がポイントですね。

体力のない私はすぐベッドに入ってまた寝る……。

起きてから、コテージの食堂で少しまったりしました。

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午後8時に、ビュッフェ形式で夕食が提供されました。

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美味しかったー!
こんな立派なごはんを標高4,200mの、町から5時間の、(以下略)で食べられるなんて贅沢。

夕食は宿代に含まれていないので、管理人さんが一部屋一部屋まわって夕食が欲しいかどうか聞いていました。
作りすぎると勿体ないもんね。

私は今はもうインド料理に慣れていたし、自分が何が好きで何が好きでないかをわかっていたので楽しめたんですが、「日本に住み続けて旅行でなんとかしてパンゴン湖に来たかもしれない自分だったらこれを美味しく食べられただろうか」とふと思いました。

答えはNoでした。

このごはんが美味しくないというわけではなくて、私が、食品の好き嫌いがはっきりしていることや慣れない料理に前向きに挑戦できないといった理由からです。

結婚してから、日々の美味しいインド家庭料理によって私の舌がインド料理というものに慣れていたことは、インド旅行を楽しむ上でとても大きい要素だと思いました。



さて、夕食を終えたらあとは寝るだけ。

ということはなく、星空を楽しみにしていました。

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部屋で横になりながら夜が更けるのを待ちました。

午後10時に消灯となり、午後10時30分頃外に出てみると、そこには満天の星空。

おそらく人生で一番の星空でした。

この日、コンタクトが合わなくて(少し度が弱めの)眼鏡だったことが悔しいですが、それでも十分に堪能しました。

部屋の掛布団を持ち出して、椅子を並べて夫と二人で包まって、ずっと星空を見ていました。

流れ星を数えながら、もう夢のようで、私はミュージックビデオか何かの主人公かと思うほど。

部屋で横になっている時よりは、外で星を見ながら空気を吸っている時のほうが体調がましになっていました。

(スマホで頑張ってマニュアル撮影……。)
(何も写っていない。)

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30分ほど星空を堪能して部屋に戻り眠りにつきました。



【5】へつづく