最近、珍しく毎日更新していますが、書き溜めていたものを放出中なだけなので、また筆不精になるかも……。

今回は、杏酒を作った話です。

私は、KIRINのにごり杏露酒が大好きで、日本にいた時によくロックで飲んでいました。
しかし、インドには果実酒の類のものがない。(果実リキュールはあるけれど……。)
日本から輸入された梅酒はありますが、関税や酒税のせいで気軽に買える値段ではありません。
1,000mlで5,000ルピー(約8,550円)など。
日本であればほぼ買うことのないメーカーですし……。

インド在住の方の中には、なければあるもので自分で作ってみようとする方がいらっしゃいます。
ということで、諸先輩方から刺激を受けて、私も大好きな杏酒を作ることにしました。

本当は、山へ旅行に行った際に良い梅を手に入れていたのですが、忙しさのあまり放置……。
結局、近所のスーパーでパック入りのアプリコットを2箱買いました。


参考にしたウェブサイトはこちらです。

これ通りに作れたわけではありませんが。



材料はこちら。

アプリコット:831g
氷砂糖:692.5g
ウォッカ:1,038.75g
(久しぶりにウェブサイトの数値をもとに比例式の計算して頭使った~笑)

アプリコットは、キッチンペーパーで拭いて汚れを落としました。
水で洗っても、まだ汚れているんだな。

apricot1

ホワイトリカーなるものはないので、ウォッカを使用。
氷砂糖も、イメージするものがすぐには手に入らなかったため、糸で繋がった氷砂糖を使用。

apricot2

煮沸が難しかったので、沸騰したお湯を瓶に満杯に入れて消毒。

apricot3

詰めるとこんな感じです。

apricot4

apricot5

そして次の日……。

apricot6

浮いて空気に触れていた部分のアプリコットの色味が変わってしまい、合っているのか不安になり、梅酒を何度も作っている母に相談。

そしたらこれは当たり前とのことだったので、安心してこのまま放置しました。


そして3ヶ月後…

完成!

apricot7

それっぽい色に仕上がっていますね。

ロックで楽しみました。
アプリコットのフルーティーな香りが出ていて、ちゃんと杏酒になっていました。
課題としては、アプリコットと、氷砂糖の甘味、ウォッカが混ざり切っておらず、それぞれの味がツンツンしていたことかな。

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さらに2ヶ月後(計5ヶ月後)…

こんな感じになりました。
写真の撮り方の違いだけですが、色が気持ち濃くなっているような?

apricot9

出来立て(3ヶ月後)の頃より、材料それぞれが混ざり合っていてツンツンしておらずまろやかになっていました。
美味しい!
やっぱり、1年、3年と経過したほうがお酒は美味しくなるのだろうか…?

次回のシーズンには、ローズマリーを用意したり、氷砂糖をはちみつにしたりと、他のパターンも試して作ってみます!