こんにちは。
ゴアという、インド南西部の観光地へ行ってきました。
なぜ毎日するはずだった更新が止まっていたか?
なんと、電波が安定せず、停電によりWi-Fiが止まるし、モバイルネットワークも弱い場所でした。
画像の圧縮のアップロード/ダウンロードと、ブログへのアップロード、何年かかるんだろうという感じ。
ブログ更新は諦めて旅を楽しみました。
さて、夜のうちにデリーからゴアへ飛び、日付を跨ぐ時間にゴア空港へ到着。
その観光地としての人気の高さのわりに、空港はコンパクト。
滞在予定の南ゴアまでは2時間ほどかかるため、この日は近くのホテルに泊まりました。
『Devasthali』というホテル。
ベッドルームの天井がとても高く開放感がありました。
写真では綺麗に見えるのですが、やはり少しの古さを感じてしまい、予約サイトの口コミ通りの評価という印象。
こちらはバルコニーからの景色。
実際、朝の雰囲気も良い感じなのですが、リゾートとは言い難いかな。
空港から近いので、ちょっと泊まるには良いかも。
ちなみに、これはインドあるある?
安全装置がついており、ペンや細いものを一番大きな穴に入れないと、コンセントに差し込みプラグが入らない仕組み。
利用者の努力の跡が感じられてパシャリ……。
それでは、1日目の始まりです。
暑くなる前に、目的地の世界遺産へ移動しました。
目的地とは、ゴアの教会群と修道院群!
ゴアは、ポルトガルによって451年もの間植民地支配が行われていた地域です。
歴史上有名な人物としてはヴァスコ・ダ・ガマが到達しており、その後なんと、あのフランシスコ・ザビエルがゴアを拠点にして宣教活動を行っていました。
そして、そのザビエルの遺体が、このゴアの教会に眠っているのです。
そういった歴史があり、現在も新旧のキリスト教の教会があちこちに残っています。
入口から入って一番最初に目に入るのはアッシジの聖フランシス教会(Church and Convent of St. Francis of Assisi)。
この教会群を含むゴアでは、長崎方面でよく見る干十字(カルワリオ十字紋と同じ?)が目立ちます。
そして、教会内で写真が撮れないためブログにはアップできませんが、イエズス会の「IHS」の文字も至る所に!
このアッシジの聖フランシス教会の向こう側に、セー大聖堂(Se Cathedral)があります。
そして私が最も行きたかった、ボム・ジェズ教会(Basilica of Bom Jesus)!
ここの最奥部で、ザビエルのミイラ化した遺体が銀の棺に納められています。
実は、10年に1度その遺体が公開されていて、次の公開年は2024年の予定。
そのタイミングでゴア旅行はいかがですか?
ウェブで検索すると沢山の写真が出てくるので、興味のある方は見てみてください。
セー大聖堂やボム・ジェズ教会は現在も稼働しているので、やはり信者の方を優先した観覧の仕方や服装を心掛ける必要があります。
お邪魔させてもらったわけですが、歴史を学んできたものとしてはあの(風貌から中学生の心を掴んで離さない)ザビエルのいる場所に来るというのは、胸に来るものがありましたね。
ボム・ジェズ教会の目の前には、信者用の集会所(?)が作られていました。
For Massと書かれていて、調べてみると、カトリックの用語で「ミサ、ミサ聖祭」のことだそう。
屋外のミサ用の場所ということですね。
教会群の観光を終え、スクーターで南ゴアのビーチエリアへ向かいました。
宿泊したのはPalolem Beachにある「Rococo Pelton」。
お部屋によっては、バルコニーからビーチを眺められます。
これがPalolem Beach(パロレムビーチ)。
端から端まで歩くとすると20分ほどの、そんなに大きくない静かなエリアです。
海の目の前に宿兼オープンレストランが造られているので、海を眺めながら、さざ波の音を聞きながらゆっくり過ごすことができます。
泳ぐ人も少なくないので、ライフセーバーもちらほらいて、結構目を光らせていました。
さて、私が楽しみにしていたのは海鮮!
新鮮なエビやイカ、カニ、魚を選んで、調理してもらえるのです。
久々の新鮮な海鮮、最高ですね!
夜が更けてきたら、ビーチのテーブルでお酒を嗜むことができるのもゴアならでは。
インドは、飲酒文化がなく、また、飲酒することに対して厳しい目を向ける人が少なくなく、禁酒州があったり、酒類に対して非常に高い税金が課せられています。
そんな環境の中、ゴアは面積が小さいながらもひとつの州として独自のルールがあるため、安く美味しいお酒が楽しめるのです。
あ、でもレストランによっては高くて美味しいお酒もあるので要チェックです(笑)
ゴア旅行【2/3】へつづく