パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

カテゴリ: インド料理


こんばんは。インドに来て20日が経っておりますが、未だにインド料理を食べておりません。

いわゆるカレーとかそういうやつ。だって毎朝日本食出るし、お昼はカフェだし、夜は食べなかったりして……。

だけど少しずつスパイスや調味料を買い集めていて、いつでもカレーを作れるように したいなと思ってます!



そこで、インドに来てからのインド料理第1弾として、Sirka Pyazを作りました!

Sirka Pyazはシルカピャーズ(もしくはシルカピヤズ)と読みます。

Sirka Onionとも呼ばれていて、インド料理の付け合わせで食べるお漬物みたいな感じです。

ヒンディー語でSirkaがビネガー(お酢)、Pyazがオニオンです。

インド料理屋さんで食べてから気に入ってたので、作ってみたかったんです。


参考にしたYouTubeがこちら。



全編ヒンディー語で後半ほぼわからなかったんですがなんとかなりました(笑)


材料

sirkapyaz (2)

・ベビーオニオン 1kg
・ビートルート(ビーツ) 中2個
・青唐辛子 4個
・ビネガー 2カップ
・水 4分の3カップ
・砂糖 2分の1カップ
・塩 大さじ1

・いい感じのガラス瓶


作り方

1. ベビーオニオンの皮を剥いて両端を切ります。買った時は1kgあっても綺麗にすると量が結構減っちゃう感じ。
ビートルートは皮を剥いて角切りに。
青唐辛子は洗って頭の部分を少しカット。

sirkapyaz (1)

sirkapyaz (3)

2. 材料を全部混ぜます。砂糖と塩が溶けるようによく混ぜましょう。

sirkapyaz (4)

sirkapyaz (6)

3. 一晩そのまま放置。私は24時間常温のまま漬けました。今日の外気温は31℃だったので家の中は暑くないだろうと思って。

24時間後↓

sirkapyaz (7)

4. 完成!
ベビーオニオン・ビートルート・青唐辛子をガラス瓶に移して冷蔵庫で保管します。
本当は新しくビネガーを入れたほうが良いんだと思うんですが、買っていたビネガーの量では足りなかったので、漬けるのに使ったものも一緒に入れちゃいました。

sirkapyaz (8)


ひとつつまんだら美味しくてやめられなくなりました(笑)
味はらっきょうの甘酢漬けのような感じ!
ぼりぼり食べちゃいます。冷えてるとさらに美味しいかも~~。
材料がほぼ同じなので、味も似るのは納得です。

日本ではカレーの付け合わせにらっきょうが出ますが、インド料理屋さんでもカレーの付け合わせでSirka Pyazが出ます。
そこも同じなのは不思議ですね。

とりあえず第1弾は成功!

Sirka Pyazがあるうちにカレーも作らないと!(笑)



行動範囲を知られるのが嫌なので名前を明かしていなかったものの、2~3週間ほど行けてなくて行きたみ卍卍卍なのでおすすめするよ!

お店の名は……


シャグン <Shaghun>


なんだよ知ってるよ、というそこのあなたは私の仲間!ありがとう!!!シャグン美味しいよね!!!

シャグンは溝の口駅にあります。

東急田園都市線溝の口駅・JR南武線武蔵溝ノ口駅から徒歩4分(まあまあ歩く)。

<住所>
〒213-0001
神奈川県川崎市高津区溝口1-18-12 アーベイン溝の口ビル201


「Shaghun」は「佳い時」という意味なんだって。

パキスタン人の元彼が連れて行ってくれてこのお店を知りました。

辛いものが得意じゃなく、バターチキンカリーが大好きなので、最初からバターチキンカリーを頼んでいました。
当時はあまりバターチキンカリー以外のインド料理を食べ慣れていなかったので、初めてインド料理なるものを食べたその夜はお腹がめちゃめちゃ痛くなって唸っておりました。お腹というか、胃。胃を通過した後は全然問題無し。

そんなスタートだったものの美味しさに魅了され通い続けて早一年と半年。
いつも同じメニューを頼むので、スタッフさんが「いつものでしょ?」と言って、私にメニューを渡してくれなくなりました。

食べ尽くせないほどたっっっくさんメニューがあるんですが、その中でも私の好きな料理を紹介します!

バターチキンカリー
butterchickencurry
私と言えばバターチキンカリー!
スパイスの効いた辛いものが苦手な人でも大丈夫!これは甘い!そしてクリーミーで美味しい!
他のお店で食べていると、結構な頻度で、粉っぽいバターチキンカリーがあるんですよ。
でもここは違う!美味しい!!!


バスマティライス
basmatirice
なんじゃそりゃって思うでしょうが、いわゆるインド米です。
ここは炊き方が上手いと思う!
ジャポニカ米と同様に、上手く炊くの難しいんですよね~。水分が多かったりして。
でもシャグンのバスマティライスは美味しい!
もったりしてなくて、一つ一つかつ全てのお米が立っていてパラパラしてるんですが、かと言って硬いわけではなく絶妙なバランスを保っている!
バスマティライスが一番美味しいお店はここだと思う。
そして一番重要なのは、このバスマティライスとカリーがとても合うの。
ライスのためのカリーであり、カリーのためのライス。二つあって完成する料理。パーフェクト。


マンゴーラッシー
ラッシーとしかメニューには書いてなくて、勝手にマンゴーラッシーを頼んでるんだけど、ちゃんと作ってくれます。
結構マンゴーの苦味を感じるので、甘ったるいのが好きな方には向かないかも?でも濃さは好き。


マサラパパド
masalapapad
超大好き!!!
おつまみ、メインが来るまでの前菜です。
レンズ豆のウエハースで、油で揚げてあります。
具無しのパパドもあるんですが、私はマサラパパド派!
具はキュウリ・トマト・タマネギを細かく刻んでガラムマサラやレモン汁と混ぜたりして作ります。美味しい。
私が家で揚げてもこんなにカラッとせず、なんか油っぽいんだよね……。(練習しろ)
ここで食べるマサラパパドが美味しい!
お店によって具材の大きさや辛さが違うんですが私のベストはここ!


チキンスープ
chickensoup
想像を超えた美味しさ。度肝を抜かれました。
口に入れた瞬間から、最後の一口が喉を通り過ぎるまで「美味しい」が止まらない。
言葉はいらない……。
是非一度お試しあれ!

~~ここまでが私の定番!1人で食べられる限界の量。~~



ビリヤニ
biriyani
やっぱりスパイスが効いてて辛いんだけど、美味しいの!
あんまり辛くしないでってお願いしたものでも私には辛いけど(笑)
ライスの中に野菜だったりチキンだったりマトンが隠れてるよ。
ヨーグルトに刻んだ野菜やスパイスを入れたライタをかけて食べると美味しさ倍増だよ!新感覚!
{熱い+辛味+米(固体)} ×{ 冷たい+酸味+ヨーグルト(液体)}のミラクル!インド地域の人本当に天才~~~!


パコラ
(あっ、ここから写真がない!)
豆粉の揚げ物。その豆粉にスパイスが混ぜてあるので味がついている!
中身はジャガイモとナス。付け合わせのグリーンソースをつけて食べるといっそう美味しいの。あんまり辛くないよ。


オニオンリング
大量のタマネギを豆粉で挙げた食べ物。ファストフード店で出るようなものを想像するとびっくりするかも。これもグリーンソースをつけて食べると美味しいよ。


マサラドーサ
masaladosa
南インドの食べ物、ドーサ。
インド風パンケーキといったところ?
マサラドーサの場合は、くるっとしている中に細かく刻んだジャガイモを味付けしたものが入っている。


カチュンバー
kachumber
キュウリとトマトとタマネギとひよこ豆のサラダ。サラダというより和え物という感じ。
スパイスで混ぜてあるのかちょっぴり辛いんだけど、野菜の爽やかさとひよこ豆のまろやかさとが合わさってボリボリ進みます。


パニプリ(ゴールガッパ)
panipuri
丸く膨らました揚げボールの中に、ジャガイモとタマリンドのスープを入れてガブッと口の中に入れて食べるスナック菓子的食べ物です。
すっぱうまい。映画で見て食べたくなったんだ~。


チキンティッカとシークカバブ
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赤いほうがチキンティッカ。一口大にした鶏肉をスパイスに漬け込んでタンドール窯で焼いたもの。辛旨。
棒状のものがシークカバブ。マトンの挽肉を鉄の棒(串)に巻いてタンドールで焼きます。

今更ですがナンやお肉を焼いているところがガラスになっているので客席から見れます。


マッター・プラウ
mutter
バスマティライスで作るピラフのような!グリンピースのごはん。でもただ混ぜてあるのではなく油で軽く炒めてるのかな?


シャジャハン・プラウ
名前がすごい。シャー・ジャハーンだよ?!すっごく贅沢なごはんって感じがした。
めちゃめちゃ甘い。それなのにバターチキンカリーで食べたから甘すぎて辛かった。注意!


トマトスープ・カボチャスープ・レンズ豆のスープ
soup
もうね、スープ全部美味しいの!!!チキンスープだけじゃないの!
トマトスープを初めて飲んだ時はあまりの衝撃でしばらくの間毎回オーダーしてたなあ。
全部味わってみてほしい!パンプキンスープもレンズ豆のスープ美味しいよ!


ガーリックナン
nan
なんでナンの紹介がほぼ無いのか?と思われたかもしれませんが、あんまり量食べられないんですよ、小麦粉製品。お腹を壊し肌が痒くなるんですが、一度だけ我慢しきれずガーリックナンを頼んだことがあります。
最高でした。
う、うまーーーー!!!なんじゃこりゃあ!!!
あの美味しさをたまに思い出します。
ナンのレビューは食べログかGoogleを参考にしてください。(陳謝)
ごく稀に、キッチンの人が違うからだと思うんだけど、「ん?普通だな?」と感じる味の時があります。
でもそんなムラももはや愛おしい。「まあいっか」となる。

常連と認識されると、アンクル(多分お店のオーナー)がレジの時はお値引きしてくれます!顔パスだぜ!

インド料理とか関係なく、こんなに幸せを感じる食事を食べられるレストランに出会えたことが幸せだよね。
ここ無くなったら私泣くと思う。

ラインナップはこんなもんじゃないので!
あくまでも私のおすすめなので、ぜひ行って自分のお気に入りを見つけてほしいな。

花嫁修業シリーズ、パキスタン料理を覚えよう第2弾!
(第1弾はバターチキンカレーを作ったんだけど写真が無い。)

ということで気が向いて、チキンプラオなるものを作りました。

なんぞそれ?と思いますよね。とりあえず鶏肉料理だろうなと。私も思いました。

プラオというのは、近い言葉だとピラフ。

ハーブやお肉で出汁を取ったスープにご飯を入れてそのまま炊くというもの。炒めるという工程がほぼ無いので、日本人がイメージするピラフとはかけ離れているかも。

元々はペルシャ発祥で、東側に伝播する過程で、パキスタンではプラオになったそうです。
パキスタンより東のインドではビリヤニ、西側に行ってイタリアではリゾット、スペインではパエジャとなったそうな。
奥深い料理ですね。

鶏肉あるし、ハーブもあるし、材料はありそうだからチキンプラオにしよう!と決めました。
使うお肉が羊になればマトンプラオです。

さて、材料ですが、彼がパキスタンから持ってきてくれたスパイスキットにより、用意するものが超少ない。

・肉(チキン/ビーフ/マトン) 750kg-1kg
・バスマティライス 750g(30分水に浸ける)
・玉ねぎ 中3個(スライス状にする)
・ジンジャーペースト 30g(小さじ1杯半)
・ガーリックペースト 30g(小さじ1杯半)
・ヨーグルト 200g(ホイップ状にする)
・オリーブオイル/ギー 1カップ(175g)
・プラオ用のマサラ 1袋(彼がパキスタンで調達)


でもこの時点で下準備がいる。
ヨーグルトの記述は見逃しててホイップ状にしなかったけど!

材料を用意したらば、

1. 鍋に3~4カップの水、お肉、ジンジャーペースト小さじ1、ガーリックペースト小さじ1、プラオ用マサラ1袋を入れます。蓋をして、お肉によく火が通るまで中火で煮ます。
お肉がビーフかマトンの場合は6~7カップの水で。

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こういう感じになります。


2. 1で作ったスープストックが3カップ分残ったら、スープストックとその他のスパイス・お肉を分けます。ざるで漉して、スープとその他を分ける。


3. 別の鍋でオリーブオイルまたはギーを温め、玉ねぎを入れ、玉ねぎがあめ色になるまで炒めます。玉ねぎを炒めたら、半分を鍋から出して取っておきます。

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4. 玉ねぎを炒めていた鍋に、残りの分のジンジャーペースト、ガーリックペースト(小さじ2分の1ずつ)とお肉を入れ、2~3分炒めます。

5. それからヨーグルトを入れ、5分間かき混ぜながら炒めます。

6. その後スープストックを入れ、強火で沸騰させます。そしたら水に浸けておいたバスマティライスを入れ、蓋をして中火で調理します。スープが減ってきたら、弱火にして15分。

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7. そうしてバスマティライスが炊けたら、取っておいた玉ねぎを散らして混ぜます。

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かんせーいっ!


(写真を撮ってなかったので自分のインスタの画像を使用……。)

料理の基礎を知らないボーイとパキスタン料理を知らないガールが一緒に作ったので、もうてんやわんや、知ってることを言い合って喧嘩しながらの料理でした。(笑)

でも完成したチキンプラオが超美味しかったから無問題!

リピート確定!

でも簡単に作れるはずのプラオ用のマサラはどうも手に入らないようなので、必要な調味料が分かったら書き足します!

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