パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

カテゴリ: 音楽


2019年に出会ったインドのアーティスト、Prateek Kuhad(プラティーク・クハール)のライブコンサートに行ってきました。

Prateek Kuhadについて書いたブログはこちら。




念願だったんです。
インドに来て初めて好きになったアーティストであり、今のところ唯一情報を追いかけている歌手だったので。
それなのに、ライブをやると知ったのは4日前でした(笑)
本人のTwitterをフォローしているのにライブ情報に気づいておらず、グルガオン情報をキュレーションしているインスタグラムアカウントから偶然知りました。
ツイートは1回だけじゃなくて何度も告知してくれ!!!(笑)

そして、“インドで”初めてのライブへの参加でした。
インドのライブ会場ってどんなものなんだろう?というのも非常に興味がありました。

たいていのライブは、BookMyShowというイベント予約アプリを通して予約します。
アプリでちょちょいと予約して支払完了。それだけでした。
そのライブごとの個人情報登録や、紙のチケット発行などは不要。
本当に大丈夫なのか…と現地に行くまで少し不安でした。


そして11月13日(日)、ライブ当日。

開催場所は、グルガオンのセクター68にあるAiria Mall(エイリヤモール)というショッピングモール。

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ショッピングモールの中にそういう音楽ホールがあるのかと考えていたら、なんと屋外の敷地をライブ会場にしていました。

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会場はほぼオールスタンディングで、Fav Peepsという前方のエリア(Rs.4,999)と、All I Needという後方のエリア(Rs.2,999)に分けられていました。
ごく一部、ソファ席があったんですが、告知直後の前売チケットなのか、VIPやコネがある人限定の席のような感じ。
私がライブ情報を知った時には、BookMyShowではソファ席のチケットは販売されていませんでした。


さて、ライブは、とても良かったです!

2018年のフジロック以来、およそ4年ぶりのライブ参加となりました。
大学生の時には毎月のようにライブに行き、インドに来る前は少なくとも毎年フジロックには行っていたので、ライブコンサートというのをずっと欲していました。
やっぱり生音って良いですね。
私は、耳の問題やトラウマなどで轟音や低音が苦手なんですが、それも何曲か聴くうちに慣れました。

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大好きなTune Kaha、最近好きになったAll I Need、Tere Hi Hum、王道のcold/messを歌ってくれました。
新しいアルバムのツアーなので、新曲多めでしたね。
フォークっぽい感じのアーティストが、アルバムを出すにつれて、音の数(電子含む)が増えていったりするのは自然なことなんでしょうか。
まあ良いんですけどね。

声も良いし、ギターも良いし、ピアノも良いし、本人のライブ表現技術の点では何もがっかりすることがありませんでした。
稀に、箱の大きさが合っていないと感じるライブがあるんですが、そういうこともなかったですね。
会場は、フジロックのホワイトステージくらいの大きさでした。

あ、アンコール文化がないのかな?
日本だと「アンコール!アンコール!」と発声と手拍子が起こりますが、はけた後、そうなる前にすぐ再登場してきました。
大音量を出していい時間が決まっていて、その終了時刻が迫っていたから急いだのかな、と思います。

<セットリスト>
わかったら載せます。


ライブ体験としては、興味深かったです。

ショッピングモールの入口に設置されているBox Officeでチケット購入画面を見せると、リストバンドが渡されます。

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また、ドリンクやフードなどはプリペイドカードを使用する購入方法でした。
参加アーティストが一人の屋外フェスのような感じ。

セキュリティチェックで手荷物なども非常に細かくチェックされ、飲食物を持っていたであろう人たちの残骸が沢山置いてありました…(笑)

音については、始まってから数曲は、同じ音が繰り返されるような瞬間がありました。
隣の建物からの反響なのか、もしくはメインスピーカーの音をマイクが拾ってしまっているのか。
途中からそれも無くなって聴きやすくなっていましたが。

また、最近の日本のライブコンサートに行けていないので世界全体の変化がわかりませんが、こっちの人、ライブ中もめちゃめちゃスマホ使うじゃん!って驚きました。


写真・動画撮影は当たり前というか、悪いことではない認識です。
撮影だけならまだしも、家族とビデオ通話してライブの様子を届けている人も。
(ライブ会場の音が大きいので、通話相手の声などはもちろん聞こえませんが。)
ライブ中にそれを楽しむ自分の動画を撮影するなど。
アーティスト自身が「みんな、スマホのライトをつけて」と声をかける曲もありました。

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音楽フェスだと思えばまあよく見る光景かと思うんですが、一人のアーティストのライブでこんな感じなのか~と驚き。

参加アーティストが一人の屋外フェスのような感じ、と思った理由が、飲食物の提供にもありました。
ステージ横にアルコールブースと食事ブースがあり、プリペイドカードで支払って購入、会場内で食べます。
ライブ中にいつでも何度でも購入できるというのが少し不思議な感じでした。
日本でもできますが、少なくともライブ中は良い音で音楽を聴くことに集中しようという人のほうが多いイメージです。
こちらの場合は、空間全体を楽しもうとしているのかなと。

また、大きな違いはグッズ販売です。
グッズ販売ブースが小さい。テントひとつ分。
すべてのグッズを壁や見えるところに掲示しているわけではないので、グッズも値段も非常にわかりにくい。
売る気が無さすぎる。というより、それを主要な収益にしているわけではなさそうです。
タオルを買うことの多い私でさえ、何も買わなかったし。
ネットでも買えるから、とかなのかな。

他には、チケット購入時に求められていたこととして、「IDカードを持参した」のに提示することはなかったし、「マスク着用が必須」だっただろうに着けているのは観客の1割にも満たなかったです。


おわりに

デリーNCRの会場として、グルガオンのセクター68という、都市部の南端で開催されました。
デリーやノイダなど遠方に住んでいる人は、来るのが少し大変だったのではないかと思います。
電車や駅の無いエリアなので自家用車もしくはタクシーで来るのみ。
開催場所のショッピングモール付近は渋滞が発生し、提携している他のショッピングモールの駐車場には入れそうになかったので、高速の下の空地に駐車しました。

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車で20分のグルガオンに住んでいて良かった…!と初めて思いました(笑)

好きなアーティストのライブはやっぱり良いですね。

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こんにちは。

恋人がたまに「君への気持ちだよ」と音楽をシェアしてくれることがあります。

まだ観たことのないインド映画の音楽だったりするので、忘れてしまわないように残しておきたいと思いました。



Annie's Song/John Denver



これはインド映画音楽ではありません(笑)
カントリーロードで有名なJohn Denverの、当時の妻に対するラブソングです。
この曲、付き合う前に送られてきたのよね。付き合う前の日の夜かな。
重いなとも感じることもなく、純粋に嬉しかったです。
このYouTubeに書いてあるコメントとかエピソードを読んで感動して泣いちゃいました。


Tu Hi Re
(映画『Bombay』劇中歌)




1995年公開のヒンディー語映画『Bombay』の一曲です。
未見なんですが、端的に言うとヒンドゥー教徒の男性とムスリマの女性のラブストーリー兼当時の社会問題を扱ったシリアスな映画。観たい。

歌詞は、君しかいない、君なしでは生きられないという内容。


Yeh Haseen Vadiyan
(映画『Roja』劇中歌)




これは1992年公開のタミル語映画『Roja』のヒンディー語吹き替え版。
大ヒットしたらしい。カシミールが舞台?
インド軍兵士と妻の愛の物語。

歌詞は、美しい谷に来て、君という愛と幸せを見つけたよ、みたいな感じです。(意訳)


Hey Shona
(映画『Ta Ra Rum Pum』劇中歌)




2007年公開のヒンディー語映画『Ta Ra Rum Pum』の一曲です。
家族の絆の物語。Saif Ali Khan好きなんですがまだ観ていない。

歌詞は、「君のことばかり、君のことが大好きなんだ」ということをずっと言っています。

私のニックネームを彼と話してShonaに決めた後に彼が送ってきた曲なのでちょっと胸キュンでした。
ShonaはSweetheartとか、Darlingとか、Loveって意味です。


Dil Ko Tumse Pyar Hua
(映画『Rehna Hai Tere Dil Mein』劇中歌)




2001年公開のヒンディー語映画。これもSaif Ali Khanが出ています。
未見なんですが、結婚予定の相手に成りすまして好きな女性とお近づきになる話……?

歌詞は、「恋に落ちたよ、初めてなんだ、愛している、僕に何ができるか教えて」となかなか強めに愛を訴えてます。



他にも何かあった気がするな……。

随時追加します。

ラブソングを送りたい相手がいたら参考にしてみてください(笑)



こんにちは。久しぶりのブログ。色々ありましたがまたゆっくり書きます。



一昨日あたりから、インド人の友人に教えてもらったインド人シンガーソングライター、Prateek Kuhadにハマっています。

日本語で発音するとプラティーク・クハールでしょうか。

インドはデリーを拠点に活動するシンガーソングライターで、英語とヒンディー語で作詞しています。

音楽のジャンルはインディー・フォーク。

2015年に出したアルバム『In Tokens & Charms』から世界的にその名が知られるようになったそう。

その年のiTunesとSpotifyではインドのインディーアルバムオブザイヤーを受賞しています。



なんと一昨日までインドツアーをしていたのですが間に合いませんでした。悲しみ。




私がハマるきっかけになった曲は「cold/mess」。英語の曲です。



音の使い方が好き!と思ったのと、歌詞がその時の気分にぴったりだったので感情が揺れ動きました。



それからヒンディー語の楽曲「Tune Kaha」。You saidと言う意味。イントロから好き!





インドに来る時に、「インド映画のヒンディー語曲は好きだけど、それ以外のヒンディー語の音楽を好きになれるのだろうか?」と謎の心配をしていましたが、杞憂でした。



それになんと、プレイバックシンガーではないけれど、彼はインド映画の劇中歌でも3曲歌っているんです。

それがこちら。

映画『Baar Baar Dekho』から「Kho Gaye Hum Kahan」。作詞と歌での参加です。




そして映画『Karwaan』から「Saansein」と「Kadam」。この2曲は作詞作曲し歌ってもいます。






(大好きなイルファン・カーンが出ているというのにまだ観ていない。今日絶対観よう。)



次のライブがいつになるのかはわからないけれど、デリーはすぐそこなので次回絶対に行きたい。

それから彼の参加するだろう音楽フェスにも行きたい。
アメリカやカナダでも人気のようで、SXSW2019に出ていました。
いつか日本もしくはフジロックに来てほしい。みんなに知ってほしい。

インド生活9ヶ月目にして好きなアーティストに出会えるのは幸せだなあ。
インド生活の楽しみが増えてハッピーです。



追記: 2022年、ついにライブに行ってきました!



去年(2018年)のフジロックでMy Hair is Badというバンドをチラッと見てから曲を聴き始めたんですが、今「卒業」という曲にハマってるんです。

この曲、初めて聴いた時に涙が流れてきたんですよね。
多分、元彼と別れた後だったからかな?(笑)

音楽に年齢制限はないとはいえ、My Hair is Badって、わりとティーンエイジャーとか20代前半に人気なんだろうなと思ってる。私が聴いていいのかと(笑)

で、この「卒業」という曲も若いカップルの話のように思うんだけど、歌詞が詩になってる!と気づいてからハマっていった。

え、ここで歌詞語って良いですか。語れる友達がいなくて(笑)


My Hair is Bad「卒業」ミュージックビデオ




「卒業」歌詞

渋谷駅前は今日もうるさい なかなか二人になれない
たまには手を繋ぎたい そんなに素直になれない
帰りの電車はギュッと混みあい 降りる扉は反対
その瞬間ふと目と目が合い 二人、手繋いでいたんだ

してあげられること、いくつもない しいてあげるなら腕枕くらい
無理に背伸び、格好つけたって あんまり気付いてくれない
そんな君には悪気がない でも僕にはまるで余裕がない
僕をわかってくれない 君をわかってあげたい

川沿いの街、終電車たち 田園都市、矢印は緑
僕は君のなんだった 冬になればもう一年だね
愛したって愛されたって身勝手だって思った
僕はわかんなかった

さよならは言わないで
僕ら、友達に戻ろう

別れてやっと気付いたの ねえなんでこんなに寂しいの
変えてしまった爪の色 私、真っ赤に戻したの
おはよう、おやすみ、って誰に言うの あいつの愚痴もすぐ聞いてほしい
また美味しいお店見つけたの やだ、独り言みたいだ

乾いたランジェリー 思わず笑ったバラエティ
部屋には、私、一人きり
冬になるとまた思い出すね
なんて言うか、悲しかった時のことですらも
忘れたくないって思うの

ありがとうって言わないで
私たち、恋人に戻ろう

君より可愛くていい子 俺よりずっと優しい人
そんなのいくらでもいるよ
君の心が嫌だった 俺は心が痛かった
でも 君が好きだった

一万回間違ったって 恋や愛をやめられないさ
さよならだけを伝えるつもりがありがとうと言う
僕にとって 君にとって じゃなく 二人にとって
子供のままじゃダメだ でも 大人ってなんだ

渋谷駅前は今日もうるさい なかなか一人になれない
街角で人が抱き合い 東京はもう春みたい
帰りの電車はすぐ座れた いつもの駅とは反対
恋人でも 友でもない 二人からの卒業


勝手に歌詞分析

一番最初ね、

渋谷駅前は今日もうるさい なかなか二人になれない
たまには手を繋ぎたい そんなに素直になれない
帰りの電車はギュッと混みあい 降りる扉は反対
その瞬間ふと目と目が合い 二人、手繋いでいたんだ

これ、手を繋げないまま電車に乗ったんだけど、電車(おそらく田園都市線)めちゃめちゃ混んでると。
押されるがまま奥に詰めて乗ったけど、降りる駅は反対の扉が開くと。
田園都市線って、混んでる時降りるのめちゃめちゃ大変なんですよ。
アピールしないとなかなか降りれないし降りるまでにはぐれちゃうんですよ。
そんな瞬間に「あ」と思って二人で目が合って手を繋いで降りたんだなあと想像して胸きゅんしました。


次、ここ

川沿いの街、終電車たち 田園都市、矢印は緑
僕は君のなんだった 冬になればもう一年だね
愛したって愛されたって身勝手だって思った
僕はわかんなかった

なんだよ二子玉かよ、と思った。それだけ。(二子玉好きじゃない)
もしかしたら二子新地かもしれないけど。
矢印は緑ってなんだろう。田園都市線は緑だけど、緑色の矢印は無い。
矢印が緑を指してるってことかな。


その次、飛ばして女の子パート

別れてやっと気付いたの ねえなんでこんなに寂しいの
変えてしまった爪の色 私、真っ赤に戻したの
おはよう、おやすみ、って誰に言うの あいつの愚痴もすぐ聞いてほしい
また美味しいお店見つけたの やだ、独り言みたいだ

乾いたランジェリー 思わず笑ったバラエティ
部屋には、私、一人きり
冬になるとまた思い出すね
なんて言うか、悲しかった時のことですらも
忘れたくないって思うの

恋人の前では女の子女の子してるのかな。
付き合ってる時は真っ赤な爪をやめてたってことだよね。
そして私が一番グッと来たのは、「乾いたランジェリー」。
洗濯物って乾いたら取り込んでたたむよね、だいたい。
まあ一人暮らししてたらずぼらになって洗濯物のぶどう狩りをするようになるけど。
だけど、この歌詞の子は、恋人がいた時には、ランジェリーは乾いたらちゃんとしまってたんだよね。
そのままにしてたら恋人が来た時に見られちゃうし、大事な時にしか見せたくないもんね。
でも、別れて、恋人が部屋に来ることもなくなって、ランジェリーも干しっぱなしにするようになったんだね。
乾いたランジェリーがそこに干されたままなんだよね。
と気付いてから「なんでここまで生活がわかるの…?」と怖くなりました。(笑)
このバンド全員男性でしょ?なんでわかるの?


そして最後

渋谷駅前は今日もうるさい なかなか一人になれない
街角で人が抱き合い 東京はもう春みたい
帰りの電車はすぐ座れた いつもの駅とは反対
恋人でも 友でもない 二人からの卒業

ここは最初の歌詞とリンクしてる。
同じ渋谷駅だけど、でもこの時は一人だと。
帰りの電車がいつもの駅とは反対方面ということであれば、それは半蔵門線で、そしてやっぱり田園都市線に比べれば空いてる。
もうね、田園都市線ユーザーには景色が浮かんでくる曲なんだよね。


他にもいろいろ思ったんだけど割愛。

歌詞が詩だと感じたのは、文字から景色を想像させられることと、人の体験によって受け取り方が変わる(いかようにも受け取れる)書き方をしてることから。

同年代でこんなん書けちゃうの~~~?!と驚き桃の木山椒の木でした。

歌い方はクリープハイプっぽい。

好みはそれぞれだけど、ぜひぜひ一度聴いてみてほしいです。


そうなんです。Sexy Zoneにハマってるんですよ。






このツイート以降、通勤電車の中ではセクゾを聴き、家に帰ればずっとYouTubeで関連動画を見ています。

アルバムもiPodに入れた。

知れば知るほどハマっていってしまうんだよね…!怖い!

「バィバイDoバィ~See you again~」って曲があるんだけど、その歌詞に「シュクラン」「アナウヒッブキ」って出てくるのワロタ。
ドバイ語って書いてる人いたけどアラビア語ですから!!!

今のところみんな好きだなー。5人でいるのを見るのが好きだなー。Sexy Zone Channelほんと面白い。

今年の24時間テレビのメインパーソナリティーを務めるようだし頑張ってほしいですね!!!

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