パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

タグ:インドでいくらかかる


こんにちは。

インド生活2年と1ヶ月が経過しました。

昨年、インド生活1年間の支出をブログにアップしていました。



これは1年目の支出だったのですが、2年目はどれくらい使っているのかをサラッと振り返ってみました。

※家賃・光熱費と日本口座の支出は含みません。


2 rupees


 月別の支出詳細 

2020年4月  Rs. 24,769 (約36,970円)
2020年5月  Rs. 26,890 (約40,136円)
2020年6月  Rs. 60,145 (約89,771円)
2020年7月  Rs. 56,056 (約83,668円)
2020年8月  Rs. 42,089 (約62,821円)
2020年9月  Rs. 37,647 (約56,191円)
2020年10月 Rs. 41,770 (約62,345円)
2020年11月 Rs. 37,776 (約56,384円)
2020年12月 Rs. 68,112 (約101,663円)
2021年1月  Rs. 43,005 (約64,189円)
2021年2月  Rs. 24,638 (約36,774円)
2021年3月  Rs. 53,385 (約79,681円)

   総計 Rs. 516,332 (約770,667円)

※2021年5月16日のレートです。Rs.1が1.49円です。

月平均でRs 43,027 (約64,222円)

1年目と比べると、年間で-Rs.209,364、月平均で-Rs.17,471となっていました。

1年目は手術・入院が発生して、その分の支出が大きかったこと。
2年目は、4月と5月は厳しいロックダウンがあったことと、旅行や娯楽などが楽しめなかった分、支出が減ったことで、こういった差が出たと思います。


 費目別の支出まとめ 

第1位 外食
Rs.156,533 (約233,668円)


1年目より少し増えています。
この費目にはデリバリーも含んでいて、自炊以外の食費になっています。
ロックダウン中の4月と5月はデリバリーもあまりしていなかったんですが、アンロックが開始されてから、日本食レストラン等の応援の気持ちもあり、繰り返し注文することを意識していました。


第2位 食材費
Rs.119,503 (約178,368円)


1年目より大幅に増えています。
ロックダウンの4月、なるべく食材や備品を家に置いておこうと思い、多く購入していました。
夏(9月~)に引っ越しをし、前にいた住居の近くよりも少し高めのスーパーを普段使いするようになったため、単価が上がっている可能性もあると思います。


第3位 医療費
Rs. 82,537 (約123,193円)

今年は手術等なかったものの、
・美容皮膚科でのPRP治療
・HPVワクチンの接種
・コロナの検査や治療
に関する費用がメインで発生しました。
HPVワクチンの接種が完了して満足です。


第4位 プレゼント
Rs. 32,110 (約47,927円)

プレゼントの他に、人にあげた現金や寄付なども含んでいる費目になります。
自分以外への支出ですね。
1年目より増えていてお財布と心に余裕が出てきたのかな、と思います。


第5位 運動
Rs. 30,736 (約45,876円)


運動に関する費用全般で、Fitbitの購入、cult.fit(ジム)の入会、プロテインの購入などです。
この出費を無駄にしないようにしたいですね。


第6位 美容
Rs. 29,818 (約44,506円)


美容室に2回行ってRs. 20,000ほど、他に洗顔やクリームなど。
日本でお願いしていた美容室に行けない状況になってしまったので、グルガオンにあるTOKUMIさんのサロンにお願いしています。
パーマかけてカットして頂きヘッドマッサージまでしてくれます。


第7位 被服費
Rs. 22,918 (約34,207円)

1年目よりは減っています。
コロナの影響で家にずっといたので、家の中で着るためのラフなワンピースをちょこちょこポチっていました。


第8位 交通費
Rs. 16,318 (約24,356円)


交通費も1年目より減っていますね。
なにせ移動が制限されていた1年間だったので……。


 おわりに 

インド生活2年が終わりました。

振り返ってみて驚いたのは、食材費の支出が増えていたこと。
やっぱり買いに行く店舗が変わったことで、そこでオーガニック食材やグルテンフリー製品を購入する回数が増えて単価が上がったのかな。

3年目の今は、すでにレーザー脱毛やスマホ購入などで10万以上使っていますが、必要経費なので大丈夫!

今年は(できれば)日本への一時帰国やら結婚やらで少し出費が増えるかなとドキドキしているので、貯蓄も意識しながら食べ物を腐らせたり無駄にしたりしないように生活を意識していこうと思います。



インドに来てから1年7ヶ月が経過しました。
昨年度、毎月の支出をブログに書いていましたが、果たして1年間でどれくらい使ったのか?
振り返ってみたいと思います。

インド生活を予定しているけれど、どれくらいのお金を持って行けばいいのか不安な方。

私がそうでした。いろんな準備をしていたらどんどんお金が無くなっていって、インドで足りるのかな?と心配になりました。

これを見て、最初の数ヶ月は何とかなりそうだなと思ってもらえれば。




1rupee

 1. 私の環境 


家賃について

会社支給の部屋に住んでいて、以下の費用は家賃に含まれています。
家賃の自己負担がありますが、給料天引きで税金等複雑(よくわからない)なので下記支出の中には入れてません。
・週に6日、日本食の朝食が付いています。
・毎日ランドリーサービスがあります。
ランドリーに出していますが、洗濯機も使っているので洗剤代はかかります。
・週6回ハウスキーピングがあります。
・Wi-Fi契約料、ケーブルテレビ料金、水道光熱費は家賃込みで自己負担はありません。

交通費について
・出退勤と仕事の移動は会社の車です。
・プライベートの移動はUber/Ola、オートリキシャー、メトロを利用しています。

その他
・仕事用とは別に、私用スマホを使っています。
Airtel Postpaid 399ルピープランで、税込にすると471ルピーになります。
・日本の口座から引いているAmazonやサブスク等のサービスは含まれていません

 2. 月別の支出詳細 

まずは1年間の月毎の支出と合計です。
詳細が気になる人は各リンクから飛んでもらえれば詳しく見ることができます。

2019年4月  Rs. 22,255 (約31,095円)
2019年5月  Rs. 23,524 (約32,868円)
2019年6月  Rs. 48,421 (約67,654円)
2019年7月  Rs. 50,362 (約70,366円)
2019年8月  Rs. 52,397 (約73,210円)
2019年9月  Rs. 49,889 (約69,705円)
2019年10月 Rs. 68,602 (約95,851円)
2019年11月 Rs. 155,668 (約217,501円)
2019年12月 Rs. 63,923 (約89,314円)
2020年1月  Rs. 67,556 (約94,390円)
2020年2月  Rs. 62,325 (約87,081円)
2020年3月  Rs. 60,774 (約84,914円)

   総計 Rs. 725,696 (約1,013,948円)

※2020年11月8日のレートです。Rs.1が1.4円です。

月平均でRs. 60,498 (約84,528円)

こうやって総計を見ると、自分が消費した額に恐ろしい気持ちになります。
でもインドに来る前の年度の日本での支出は200万円(奨学金除く)くらいなので、円計算では半分以下の支出になっているのかな。

この支出に毎月の家賃は入っていないので、想定される家賃と電気代・ガス代を足すと、年間の支出が算出されると思います。

 3. 費目別の支出まとめ 


それでは、費目別支出!

第1位 医療費
Rs. 195,209 (約272,748円)


medicine

いやー、手術・入院(10万ルピー)がなければもっと低いんですけどね。
でもそれのおかげで人生楽になりましたので結果オーライ。
お腹を壊す以外に、ひどい吹き出物、抜け毛というのにも大変苦労しました。
今も育毛剤をシュッシュしてます。


第2位 外食
Rs. 133,752 (約186,879円)

food

これは、意外とそんなものなの?という印象。
毎月使いすぎたと思っていたものの、日本で暮らしていた時のことを考えると、外食にかかる費用はとても安いです。
私はお腹を安定させるために一定レベル以上のレストランを利用していましたが、屋台飯でもどこでも平気という人はこの4分の1くらいの費用で済んでしまうかもしれません。
まあ1年間ずっと屋台飯ということはないと思いますが……。


第3位 食材費
Rs. 72,466 (約101,250円)


veg

食べるのが好きで(無駄に)お金をかけている自覚はあるので、費用削減する余地があるとしたら食費全般になります。
私がどこでどれくらいお金を使っているのかがわかるように、食にかかる費用を外と内とで分けています。
野菜、水、ヨーグルト、インド特有の商品などは安いんですが、それ以外で私が選ぶような食材はインド的には高めです。
どうしてもグルテンフリーの食材・食品を選ぶことになるので。


第4位 その他
Rs. 63,688 (約88,985円)


「その他」は特別費にあたる部分です。項目名変えたい。
ANAで予約購入した往復航空券(デリー・成田)がなんとRs. 37,698(約52,672円)。
コロナ以降はもうこの値段ではチケットを買えないでしょうか……。

他には日本円との両替で使ったルピー等も含まれています。


第5位 生活雑貨
Rs. 52,626 (約73,530円)


fmcg

これも項目名を変えたいところですが、狭義の日用消費財ですね。
食品、洋服、家電、書籍などは入っていません。
洗剤やシャンプー、歯磨き粉といった生活で必要な消耗品なので、この金額はこんなものかなと思います。


第6位 被服費
Rs. 38,284 (約53,490円)


clothing

服はほとんど買っていません。
普段着る服のバリエーションは少ないです。
インド服のセットやユニクロのウルトラライトダウンを購入したのでこんなところかな。

インドに来てから、おしゃれへの意欲がガクンと下がりました。ブランド物への欲求もなくなってしまいました。
日本人はおしゃれだし、特に東京にいると否が応でも服装を意識させられますよね。
インド、というかグルガオンは、「おしゃれ」に刺激される機会が少ないです。
だからこそ、たまに洋服でもインド服でも着こなしが美しい人を見ると目で追ってしまうこともありますが。
重ね着や小物を使用する頻度が、日本と比べると少ないかなという印象です。


第7位 娯楽
Rs. 37,368 (約52,211円)


cinema

これは、映画、舞台鑑賞、観光、旅行です。
映画料金には飲食代も含んでいます。
昨年自分で支払って映画館で観た映画は31本。計算してみたら1本平均はRs.825 (約1,153円)。
他の費用としては、デリーの歴史的建造物の観光、リシュケシュ旅行、チャンディーガル旅行など。

健康的な事情で、昨年度は旅行に行けるタイミングがあまりありませんでした。
2020年こそは行きたいと思っていたので、このコロナの状況が悔しいところです。
2019年は飛行機で行く距離への旅行はしていないので、国内の飛行機移動があればもっと旅費がかかるだろうと思っています。


第8位 交通費
Rs. 36,696 (約51,272円)


metro

日本での出費と大きく異なるのは、やはり交通費でしょうか。
メトロに45分乗ってもRs.100を超えないですし、タクシーで30分の距離でもRs.250くらいです。


第9位以降もずっと続いていたんですが、割愛……。


番外編 通信費
Rs. 5,298 (約7,402円)


これも、日本と大きく異なり、とても安い部分ですね。これは年間の通信費です。
Wi-Fiは家についているので費用は払っておらず、スマホの通信費のみとなります。
プランは月額税込Rs.471で、通話量は無料、1ヶ月に40GB使えます。
GB未使用分は上限はあるものの繰り越しができて、現在は239GBが残っています。

場所や部屋の中など状況によっては電波が入りにくいこともありますが、基本的には問題なく使えているので私は満足しています。

 4. インドで生活して 


インド現地採用として


現在はインドの地を踏んでから1年と7ヶ月が経っています。

お金の面だけを見れば、外国人は一定以上の給与が払われ、かつ日本での生活よりも支出は減るので、インドに来てからお金が貯まりました。

3年で200万円貯めることをひとつの目標としていましたが、手術などの大イベントが無ければ達成できそうだなと感じています。結婚式は除く(笑)



そしてお金以外の面について、支出からもわかりますが、私はインドに来てからの1年間、健康面で大変苦労しました。

その恨み辛みは2019年の振り返りブログに書き綴っていますが、毎月何かしら起こって気疲れしていました。

今まで育った場所とは異なる気候と食事。それによって引き起こされる体調不良。

その時にどんな薬を使えば良いのか、どこの病院が適切なのか、インドに来たばかりの私にはすぐにはわかりませんでした。

しかし、ちょうど1年が経った頃から、身体の不調が少なくなりました。
今は、経験したことのある症状がひどくなりそうだったらどんな対処をすればいいかわかっているし、どの病院に行けば良いかも把握しているから気持ちが楽です。

インド就職をすると、貯金ができたり、インド経験という箔がついたり、色々メリットがあると考えるかもしれません。(それをモノにできるかは人それぞれだと思いますが……。)

少なくとも金銭面においては、目標を達成しつつあると言えます。


インド在住者として

たまにSNSなどで、生活費が安く住む国としてインドが挙げられていたり、インドでは月3万円で生活できるといった話を見ることがあります。

それは事実であり、また、事実でないと言えます。

事実としては、実際、生活にかかる費用は安くしようと努めれば安くできます。
事実でないこととしては、私はインドで月3万円では暮らしていけません。

グルガオンに出稼ぎに来てるドライバーさんを例にすると、月給がRs. 20,000(約27,944円)ほどと聞くことがあります。
なので、その金額で生活している人は実際にいるし不可能ではないんです。
ただ、仲間とルームシェアをしていたり、生活は日本人の想像するものとは異なると思います。

そして、私はインドに拠点を置き、衛生と健康を保つことを意識しながら、仕事をし生活を営んでいます。
例えば、人に会う必要のない仕事だったり旅をしている人は、私が気にしているような上記に関わる点は個人の自由になるので、費用を掛けなくていい部分があるかもしれません。

インドの平均月給や新卒月給の話もよく出てきますが、一人暮らしで生活できる金額ではないと考えています。
インドは大家族で生活することがほとんどなので、新卒の月給でも暮らしていけると思っています。
都市部に出てきている若者も、3部屋あるマンションをルームシェアして住んでいたりします。

結局は、どの立場でインドと関わるかによって支出は大きく異なると言えます。

2rupees

今年度の支出はブログにアップしていませんが、家計簿アプリにはすべて記録しています。

昨年度、毎月まとめて一年間の振り返りをしたことで、自分がインドでお金をかける部分が可視化されて良かったです。

単身だからこその出費の傾向だと思うし、今後生活形態が変わるとしたら、それはそれで変化を見るのが楽しみです。
次にアップするとしたら、2年目が終わってからかな?

家計簿をつけてる人って意外といないようなんですが、慣れれば1会計10秒ほどで記録できるし、振り返ると見えるものもあるのでお勧めです。




インド生活2年目の支出はこちら↓

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