パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

タグ:インド就職


こんばんは。

delhi

溜まっている未完成ブログを削除したり編集したりしていたら、約4年前のブログが見つかりました。
インドで働いて4年4ヶ月経った今感じていることと同じなのか、変わっているのか、定点観測の気持ちで残しておこうかと思います。

たしかこの時って、インドいやいや期だったはず。

今感じていることは、次のブログで書こうかな。


 

インドに来てから6ヶ月以上が経過しました。

生活環境に慣れるのに精一杯で、仕事も暇ではないので「早いな」とはあまり思わないんですが、あと6ヶ月経てば1年と考えると「早いな」と思います。
なんとなくわかるでしょうか?(笑)

 大したことは書けないけれど、6ヶ月インドの地で生活してみて思ったことをちらほら。


インドでの生活について

◆気候の変化についていくのが大変

思っていた以上に、体調の変化がありました。
インドの夏は長いです。
乾季・雨季や気温・湿度の変化はありますが、私が来た4月から9月までずっと暑いです。

4月
わ~暑いな~

5月
死ぬほど暑い・超乾燥

6月
死ぬほど暑い・超乾燥

7月
暑い・雨季が開始したことにより涼しいかもしれないという幻覚

8月
暑い・雨季・湿度が高い・日本の夏・気を許して外出すると熱中症

9月
暑い・雨季だけどたまーに雨・湿度が高い・日本の夏

日本と違う気候の影響か、食欲不振、下痢、ニキビ、薄毛など対処しなければならないことが続き、体調が安定していません。
特に9月は湿度が高いので気を抜くとあせもができてしまいます。
こればっかりは、1年を過ごして気候の変化を身体に慣らす必要がありますね。
覚悟していたものの、こんなに色々出てくるか、というくらいです。乗り切ろう。


◆食事が合わない

グルガオンはとても恵まれていて、日本食料理店が多いし、日本食材が買えるお店も少なくありません。
大型スーパーも複数あり、買い物には困らない環境です。
ですが、自分が「今日これ食べたいなあ」と思ったものが手に入らない、作ることができない環境というのが続くと、悶々としてしまいますね。
普段はなんとも思わないんですが、ふと日本の食事の描写を見てしまった時に、「そういえばこっちでは食べてないなあ」と思い出して恋しくなったりはします。
ラーメンや寿司はこっちにもあるので、地味にダメージ来るのはコンビニスイーツですかね。

それに、インドの食材って別に美味しくないんですよね。
野菜とか肉とか魚とか。食材そのものの美味しさを味わう料理が無いのか、食材そのままで楽しめないから味が濃い料理ばかりなのか。
ありがとう品種改良……。

バジルとか香辛料は安いし美味しいなあと思います。(美味しいって言うのか?)

見た目も悪いしすぐ悪くなるし(それはそれで良い面もあるけど)、日本のスーパーで買い物したいな~と思う日々。

日本は食が美味しいことが強みとされているけどこれはマジ。それがあればほんとに充分……。



現地採用として働くことについて

◆インド人より日本人と働く大変さ

イメージとして、文化もいろんな感覚も違う国の人たちと仕事をするのが大変そうってあるじゃないですか。
まあそれは後述するとして、最初に感じたのは日本人と働く大変さでした。

駐在員と現地採用で大きく違うのは、現地採用者のバックグラウンドが様々なところだと思います。
(駐在員の方も新卒からずっと同じ会社ではない人もいますが。)

私の会社は全員現地採用で、皆それぞれ違う会社やキャリアを歩んできているんですが、その中で仕事の仕方を揃えるのに気を揉みました。

仕組みとして改善が必要な部分は意見としてもちろん言えますが、そこではないおそらく些末と思われる社会人的規範が合わず「?」と思うことがしばしば。

「どこまで私が言っていいことなんだろう?」と思うようなことというか。上司に言うまでもなく見聞きしたその時に指摘すれば良いような内容なんですが。

これは今後人の入れ替わりがあるたびに思うことかもしれない。。。


◆インド人と働く大変さ

これに関しては、大変申し訳ないんですが、私の会社のインド人社員は私の見える範囲では仕事をしてくれているので、最近大変だと思わないんですよね。。。

これはひとえに、今までこの会社で働いていた日本人の方々のおかげだと思っています。

日本人が仕事のやり方を繰り返しインド人へ共有してきたからこその今なんだろうと思います。

やっぱり、最近入ってきたインド人社員と仕事をするのはそれなりに大変だし。

私はあまりインド人社員と関わる仕事をしてない気がするけど、最初はオフィスでの過ごし方にいらいらした時期もありました。

でも最近は流してしまってるかな。

ただ「お客様に対して、OKじゃないことをテキトーにOKと言う」ので仕事に支障が出てストレスMAXで、「インド人 解雇」とGoogle検索する日々もありました。インドは解雇が実質できない。。。

「教育する」という言い方をする人もいるけれど、仕事のやり方を繰り返し繰り返し繰り返し共有していくことが本当に大事。スルーせずに根気強く向かい合わないといけない。

もう向かい合いたくもないけど……(笑)


◆キャリアが描けそう

「キャリア」は現地採用界隈でよく聞くワードですが、私の場合は5年半社会人をやってプランを立てられそうな気がしました。

というか、インドに来る目的は本当に人それぞれで、キャリアアップだったり、可処分所得だったり、趣味との両立だったり、目的が違うので断言はできないですよね。

私の場合は、諸事情で別の国に行かなければいけなかったり、妊娠や出産によってビジネスマンでいることを中断したとしても、ある程度のお給料をいただいて(もしくは自分で生み出して)生きていけるようになりたい、と思いました。

私はキャリアの専門ではないので、迷っている人は人材コンサルタントさんに相談してみてほしいけど、ひとまず今は、日本・アメリカの本社がバックアップしてくれていて、期待されていることはわかっているので、上半期終わって気が抜けてるけどまた踏ん張らなきゃなあと思ってます。


◆働くことが辛くない

これは不思議なんですけど、インドに来てから「会社に行きたくない」と思ったことがありません。

仕事が大好き!!!だったら普通のことかもしれませんが、まあ「今日行くのだるいな」という思いが頭によぎることはありますよね。

この理由のひとつは、ドライバーさんのいる車通勤だからだと思っています。

電車が好きでも、人の多い通勤電車は結構な負担になっていたのかなと。

それに、働こうと思えば何時まででも働けるけど、会社に残業文化が無いので、終業時間すぐ帰宅することも少なくありません。

単純な話、8時間寝て、8時間働いて、8時間自由時間がある生活をしています。

その自由時間で何をするかが重要なんだと思いますが、体調が安定せず、そんな意識高いことばかり考えていられません……。

長期的に見て身体の健康を犠牲にしている気もしていますが(笑)、心の健康は充分保てているような気がします。



こんにちは。荷解きが終わって、棚とか多少の掃除をしつつも、どうしていいかわからず時間を持て余しているなうです。

Uberを使ってショッピングモールに行こうかな?とも思ったんだけど、 行くのは良くても帰りの電波が無いから帰って来れなくない?と気付いて大人しくしている。

Uberに登録してあるクレカがちゃんと引き落とせるかもわからないし。(前にインド来た時使えなかった。)

ということで、日本から成田までの道のりと気持ちの振り返り~~~。



荷物の状況

キャリーケース2つ、リュック1つ、ショルダーバッグ1つに荷物を詰めました。

carrycase

キャリーケース1つは新しく購入したもので、容量と値段と安全性だけでなくキャリー自体の重さも考慮したほうが良いんだなあと初めて知りました。

洋服は、試行錯誤の末、掃除機で吸うタイプの圧縮袋に詰め込みました。結果、思うほど皺になってなくて良かった。



成田空港までの行き方

お金をできるだけ使いたくなかったので最初は電車で行こうかと考えていましたが、今思うと無謀。
荷物、めちゃくちゃ重いので、ゴロゴロ運ぶとしても手が痛くてマメができるかと思った。
(バックパックを背負う人生だったのでキャリーの運び方を知らなかった。辛い。)

結局、成田空港までのリムジンバスを利用しました。

リムジンバスはいろんな駅から出ていますが、バス会社によっては、預けれらる荷物が1個までのところもあるんですね。
前日までに予約しないといけないことを知らなかったので、出発当日に電話で問い合わせをして、空き状況と荷物の制限等聞いてから決めました。

乗り場までは、タクシーを予約して自宅に迎えに来てもらいました。
これも電話で問い合わせして予約したんですが、方向によっては断られるものなんだな、と知りました。
(移動が電車・バス・自転車・徒歩の人生だったので無知。)

タクシーの運転手さんが、私がインドに行く話や運転手さん自身の経験談なんかも話してくださって、和やかに家を出発できて良かったです。ありがとう京王タクシー。
(ちなみに自宅の電話番号と住所が先方に登録されているらしく、超スムーズだった。過去に誰か依頼したのかな。)

リムジンバスは、成田空港まで行く乗客が2人。それでも行くの凄い。
家族宛てに、家に関する連絡事項をつらつら書いている間に着きました。2時間。早い。



@成田空港

22時前に到着。

次の日の11時30分出発の便でしたが、母のアドバイスにより、電車の遅延や車の渋滞への不安を考えて前日入りしました。

出発ロビーに人がいなさすぎてびっくり。とりあえずWi-Fi、チェックイン場所、重量を確認。

naritaairport


この時点で、やっぱり重量はちょっとオーバーしてました。(預け荷物の重量制限:最大23kg×2個)

checkweight

泊まったのは、「ナインアワーズ成田空港」。

2日前に検索して、近くのホテルで禁煙部屋で空いていたのはここくらいでした。

なんと成田空港直結で、カプセルホテル。

人生初のカプセルホテル、めちゃくちゃ楽しかったです。

男女のエリアは完全に分かれていて、チェックイン時にバスタオルとフェイスタオル、パジャマ、歯磨きセット、ロッカーキーを受け取って、ロッカーに荷物を入れました。
キャリーケース1台分が入れられる幅なので、もう1台は入りませんが、荷物1つ分は受付にて預かってもらえます。

シャワールームもトイレもきれいだし、ドライヤーもあるし、シャンプーセットはあるし、グレーとホワイトのシンプルなデザインで近未来的でした。

肝心の寝室は、思った以上に広くてきれいで驚きました。

充電あり、Wi-Fiあり、ライトの明るさも調整できるし、雑音が気にならなくなる程度のBGM(?)の音量も調整できるし、気温もちょうど良くて、快適でした。みんな静かだし。新しい体験で楽しかった!

朝、ホテルをチェックアウトして、出発ロビーに向かい、預け荷物の重量をちょっと調整。

何とか基準以下にして、飛行機チェックインの列に並びました。予定より15分くらい早く手続きが始まってこれもスムーズに終わりました。

手荷物も重量制限あるんですね。1kgくらいオーバーしてたけどまあ許容してくれました。

チェックイン後、到着した両親と会い朝食とお茶を共にしました。

忙しくて体調も万全でない中、遠いところ来てくれてありがとうございました。

出国手続きをする時に、あんなに何度も後ろを振り向いて手を振ったことなんてなかったなあ。



いざデリー

さて飛行機へ搭乗。
airindia

初めてのエア・インディア。隣の座席が空いていたりと、そんなに混んでおらず、座席は少し使用感があるものの特に不快なこともなかったです。

あ、特筆したいことがひとつ!!!

飛行機の操縦がとっっっても上手だった。「この飛行機止まってる?」と思って窓の外を確認したくらい静かだし揺れがなかった。すごくない?

離陸の瞬間は寝てしまっていたし、着陸のために高度を下げていく時も揺れがほぼなく気持ち悪くなることもなく、着陸自体もすごくスムーズだった。

上空は雷雨だったし、物凄く厚い雲と稲妻が飛行機からも見えていたので、着陸は不安だったんですが、なんてことなかったです。

機長さんたちのボーナス金額を上げてほしい。

ごはんはこんな感じ。

meal1

meal2

チキンカレーはそんなに辛くなかったしティラミス美味しかった。



@デリー空港

離陸が1時間半遅れだったのと、デリー近郊が雷雨だったのもあり、おおむね1時間半遅れで到着。

こんなに遠かったっけ?というくらいゲートまでの距離があった気がした。

今回はすでにビザを取っているので、入国カードを書いてパスポートとともに提出。

名前の確認とカメラチェックのみでさらっと終わりました。指紋取らなかった。

就労ビザとか関係なく、すでに発給されてるビザだから早いのかな?

その後の最終ゲートでのパスポートチェックもさらっとしていました。早い。

預け荷物を受け取って、出口へ。

ドライバーさんが私の名前を書いた紙を持って待っているそうだけど、目が悪くて全然見えなくてしばらく探し回った。

建物から出る前にAirtelの公衆電話みたいなのがあったので、電話かけてから出れば良かったなあと反省。
(デリー空港は一度出口を出たら中には戻れません。専用受付で、100ルピーを払って中に入ることもできますが、私が到着した時には受付がクローズしてました。)

文字が見える位置まで近づいて嘗め回すように自分の名前を探したところ、ドライバーさんを発見。

車まで荷物を運んでもらい、安全に家まで送り届けてくれました。
大荷物なので最初からカートを使うべきでしたね。最初からその考えがなくて申し訳ない。

会社からの依頼だからか、チップ待ちをされることもなく、家に着いたらサインしてグッバイしました。綺麗な車で安全運転ありがとう。



ということで、なうです。

やっぱり外お散歩してこようと思います。

↑このページのトップヘ