パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

タグ:インド映画


「おすすめのインド映画は?」と聞かれたら答えられるんだけど、「このインド映画を観て気に入ったんだけど、似てる感じで他におすすめは?」と聞かれたら答えるのが難しい。

思い出し切れずサッとは言えなかったたので、今までに観たインド映画をまとめたいなと思いました。
完全に自分用。

インド映画の定義って難しいので、ある程度関わりがあると感じられるものは「?」をつけつつも入れちゃいます。

・原題/邦題 (何で見たか) の順で書きます。
※何で観たかによって具体的にお勧めできるできないがあるから


2016年
・3 Idiots/きっと、うまくいく(DVD)
・Om Shanti Om/オーム・シャンティ・オーム 恋する輪廻(DVD)
・Ra One/ラ・ワン(DVD)
・Eega/マッキー(DVD)
・Muthu/ムトゥ 踊るマハラジャ(DVD)
・Enthiran/ロボット(DVD)
・Don 2 Don:The King Is Back/闇の帝王 DON~ベルリン強奪作戦~(DVD)
・Jab Tak Hai Jaan/命ある限り(DVD)
・Dhoom 3/チェイス!(DVD)
・PK/PK(映画館)
・English Vinglish/マダム・イン・ニューヨーク(DVD)
・Lagaan:Once Upon a Time iIn India/ラガーン(DVD)
・Sivaji:The Boss/ボス その男シヴァージ(DVD)
・Stanley Ka Dabba/スタンリーのお弁当箱(DVD)
・Bhaag Milkha Bhaag/ミルカ(DVD)
・Barfi!/バルフィ!人生に唱えば(DVD)
・Ek Tha Tiger/タイガー 伝説のスパイ(DVD)
・Maryada Ramanna/あなたがいてこそ(DVD)
・Deiva Thirumagal/神様がくれた娘(DVD)
・Student of the Year/スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1‼(DVD)
・Prem Ratan Dhan Payo/プレーム兄貴、お城へ行く(インディアン・フィルム・フィスティバル・ジャパン)


2017年
・Kal Ho Na Ho/たとえ明日が来なくても(DVD)
・Udta Punjab/フライング・パンジャーブ(Netflix)
・Dabba The Lunchbox/めぐり逢わせのお弁当(DVD)
・Kahaani/女神は二度微笑む(DVD)
・Go Goa Gone/インド・オブ・ザ・デッド(DVD)
・Chandni Chowk to China/チャンドニー・チョーク・トゥー・チャイナ(DVD)
・Tigers/汚れたミルク あるセールスマンの告発(映画館)
・DILWALE/勇者は再び巡り合う(Netflix)
The Darjeeling Limited/ダージリン急行(Amazonプライム)
・Raman Raghav 2.0/ラマン・ラーガヴ2.0~神と悪魔~(Netflix)
・Krrish 3/クリッシュ(Amazonプライム)
・Happy New Year/ハッピー・ニュー・イヤー(Netflix)
・Baahubali: The Beginning/バーフバリ 伝説誕生(映画館)
・Ferrari Ki Sawaari/フェラーリの運ぶ夢(Netflix)
・Dear Zindagi(Netflix)
・Remo/レモ(南インド映画祭)
・Talvar/有罪(Netflix)
・ルシア/Lucia(南インド映画祭)
・24/24(南インド映画祭)
・Drishyam/ビジョン(Netflix)
・PINK/ピンク(Netflix)
・Court/裁き(映画館)
・Special 26/スペシャル26(Netflix)
・Badrinath Ki Dulhania/バドリナートの花嫁(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)
・Baafubali 2: The conclusion /バーフバリ 王の凱旋(映画館)


2018年
・Taare Zameen Par/地上の星たち(Netflix)
・The Dirty Picture/ダーティー・ピクチャー(Netflix)
・Piku/ピク(Netflix)
・Bucket List(映画館・自主上映)
・Kaaka Muttai/ピザ! -PIZZA!-(DVD)
・Baafubali 2: The conclusion /バーフバリ 王の凱旋 完全版(映画館)
・Chennai Express/チェンナイ・エクスプレス〜愛と勇気のヒーロー参上〜(U-NEXT)
?Life of Pie/ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(U-NEXT)
・Magadheera/マガディーラ 勇者転生(映画館)
・Mersal/マジック(インディアン・シネマ・ウィーク)
・Gunday/ならず者たち(インディアン・シネマ・ウィーク)
・Rab Ne Bana Di Jodi/神が結び合わせた2人(インディアン・シネマ・ウィーク)
・Veere Di Wedding/親友の結婚式(インディアン・シネマ・ウィーク)
?Kung Fu Yoga/カンフー・ヨガ(U-NEXT)
・Phillauri/フィッローリ〜永遠の詩〜(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)
・Blackmail/ブラックメール(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)
・Tumhari Sulu/あなたのスールー(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)
・Sarkar(自主上映・映画館)
・Qalib Qalib Singlle(ANA機内)
・Ittefaq(ANA機内)
・Zero(インドの映画館)
・Padman/パッドマン 5億人の女性を救った男(映画館)


2019年
・Bajrangi Bhaijaan/バジュランギおじさんと、小さな迷子(映画館)
・I/マッスル 踊る稲妻(U-NEXT)


2017年後半は全くメモしてないので、思い出せたら加筆します。
2018年3月以降に観た映画は全部メモしてるので漏れてないはず。

振り返ると、まだ100本も観てないんだな~。


こんばんは!!!
私は今とても元気!!!
なぜならば、明日はMadhuri様主演の映画をリアルタイムで観ることができるから!!!

最近の興奮がすごかった。


ということで、今日は、私がいつもTwitterやFacebookで投稿しているMadhuri様について、ちゃんと紹介したいと思います。



そもそもMadhuri様って誰?

本名をMadhuri Dixit Neneと言い、インドの、主にヒンディー語映画界で活躍する女優です。

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演技力だけでなく、そのダンス技術で名を知らしめる、ヒンディー語映画界の女王的存在なんです。

1967年5月15日に、インドはマハラシュートラ州のムンバイで生まれ、現在51歳。

3歳からダンスに親しみカタックというインドの舞踊を習ってきました。


夫は医師であるShriram Madhav Nene氏。

お子さんは男の子が二人。



名前の読み方は?

日本語表記だと、マードゥリー・ディクシート・ネネなんですが、カタカナ発音じゃインドの人に全く通じないんですよね……。
今でも発音は難しい。

だから、少しでも近づけるために私はアルファベット表記にしていて、もう呼び捨てできないほど大好きなのでMadhuri様と言ってます。

インドだと、Madhuri maamとか、Madhuri jiって呼ばれてます。



どこが好きなの?

初めてMadhuri様を見たのは、YouTubeにアップされている「Ek Do Teen」というインド映画の曲の動画でした。


ヒンディー語映画にハマってから、ヒンディー語でもっと映画を理解したい!と思い勉強をしており、数字を音楽で覚えられないかな~と調べまくっていたところに出てきた動画でした。

Ek do teenは日本語で1、2、3という意味で、数字をカウントしている歌詞なので覚えやすいです。
歌詞を(全部)覚えれば自然と1から26までは言えるようになります。

それでまあ、覚えるために何百回も見たんですが、他のインド映画にも親しむ中で、「あれ、もしかして、この人ダンスめちゃうま?」と思うようになって気になりだしたわけです。

それから、Madhuri様の他の動画も見るようになり、ドハマりしました。

キレキレなのに可愛すぎる……!美!!!

(好きになった当時のFacebook投稿)
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おすすめのダンスソングは?

はい!


・映画『Yeh Jawaani Hai Deewani』より「Ghagra」



この曲は特別出演で踊っていますがめちゃめちゃ好きです。
開始20秒の指先美しすぎない?
Madhuri様の体幹がぶれないの凄い。バックダンサーと比べると一目瞭然。



・映画『Anjaam』より「Chane Ke Khet Mein」


インドのダンスの特徴だと思うけど、表情がすごく豊か。
いかに上手いかが相対的にわかってしまう。



・映画『Hum Aapke Hain Koun...!』より「Dhiktana 2」



上手いっていうか、Madhuri様の顔芸も好きなんだよね~。可愛い。
ノーマルな振り付けでも違い出るな~とは思う。



・『Dil To Pagal Hai』より「Kathak Dance」



映画の中でカタックを踊ることもしばしば。



・「Hum Aapke Hain Koun...!」より「Lo Chali Main」



最近、この映画で姉妹役を演じた二人が、(今回の映画での共演でもあるんですが、)その映画の曲を踊っていてちょっと盛り上がっていました。


私はこれに胸きゅんして遂にサントラを買ってしまいました。

※歌声は、プロのプレイバックシンガーなのでMadhuri様ではないです。



実は親日家?

私が好きになってから、この1年で2回も(多分プライベートで)日本に来てるんですよね~。


何かきっかけがあったんですかね?

Madhuri様をお見かけした方のブログもあったりして羨ましい限りですが、私はもし会えたら発狂してしまうと思うので、同じ日本の青い空を見て美しいと感じるMadhuri様の感性をTwitterで分けていただくだけで十分です。(逆にきもい)




そんなMadhuri様が出演する映画は?

じゃーん!

Bucket List』、本日インド公開日でした!

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Madhuri様の第一言語であるマラーティー語の映画で、Madhuri様にとってマラーティー語デビュー作。


・予告編




・ ソングシーン 1
「Tu Pari」



・ ソングシーン 2
「Houn Jau Dya」





私がMadhuri様のファンになってから上映される映画って初めてなんです。

しかもそれを自主上映とは言え日本で観られるなんて!

Tokyo Talkies様(Tokyo Marathi Mandal様?)ありがとうございます!!!(五体投地!)

だから本当に楽しみ!!!








以前Twitterで投稿されて話題になった「Tu meri」という曲があります。



だいぶ前なんだな~。

友人がハマってるよ~とわざわざ私に言ってくれたので私も気になってまた聴いている。

行きつけのインドレストランでも流れているので、この曲が流れてきたらテンション上がって私は口パクでもノッてしまいます。恋人は慣れているので私をガン無視してご飯を食べ続けるよ。寂しい。

この曲ですね。




これはハリウッド映画の『Knight and Day』をリメイクしたインド映画『Bang Bang!』の劇中歌です。
イントロからめちゃかっこよくない?

ちなみに踊っている人と歌っている人は違います。

インド映画では、役者と歌手がわかれていることがほとんどで、歌はプロの方が歌っています。

「Tu Meri」を歌っているのは、Vishal Dadlani(ヴィシャル・ダッドラニ)という方です。

この映画の楽曲制作は、Vishal-Shekharという楽曲制作デュオの2人が担当していて、そのうちの1人がこの歌を歌っています!才能がすごい!

最近のインド映画ではひっぱりだこの2人で、ほかにも彼らのカッコいい曲はあるんですよ!

ほい!

オーム・シャンティ・オーム 私の輪廻(Om Shanti Om)』の「Deewangi Deewangi」




ラ・ワン (Ra.One)』の「Chammak Challo」




スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(Student Of The Year)』の「The Disco Song」(これは有名曲「Disco Dewaane」のリミックスですが)




Shah Rukh Khan主演映画が多いな…?と気づいたけどまあ映画のジャンルと界隈が似ているからそういうもんだよね。

好きな音楽の制作者で映画を調べて観ていくのもおもしろいかもね!



te3n


Netflixでばかりインド映画を観ている今日この頃ですが、ちょっと前に『TE3N』を観ました。

『TE3N』は、韓国映画の『悪魔は誰だ』のリメイク映画です。

私が最初に観たのが『TE3N』でしたのでその順番に紹介しますね。

『TE3N』は、Amitabh Bachchanが主演のスリル・サスペンス映画。


Amitabh Bachchan演じる主人公Johnは、日々警察に通っています。
何故かと言うと、過去に起きた孫息子の誘拐・死亡事件の進捗を知りたいから。
しかし調査は遅々として進んでおらず、警察から疎まれているほど。
Johnはヒントを手に入れ、自分で調べて犯人発見を目指し一人動いていきます。
それとは別に、そのJohnの事件と類似の事件が起き、犯人がまた現れたのか?と捜査が始まります。


ジャンルとしてはサスペンス。
Johnが手掛かりを見つけてその糸を辿って犯人を発見するまでを追体験できます。
警察官はNawazuddin Siddiqui。
離婚設定ですが、その元妻に精神的に支えられるシーンあり。
この設定を入れた理由は、元の『悪魔は誰だ』を観てなんとなくわかりました。
「家族」の絆のようなものを表したかったのかなあ。

私、これを観た後の悲しみが深くて、次の日出勤だったのですが、働いていてもその悲しみが思い出されてズドーンと暗くなりました。
犯人に対して復讐をした形になりますが、とは言え、孫が戻ってくるわけではない、家族の仲が事件以前に戻るわけではない、どうしたって虚無感は消えないで残り続けてしまう……。
その点の演技はさすがでしたね。


さてさて、オリジナルの『悪魔は誰だ』ですが、『TE3N』と同様の展開。
各シーンの撮り方も似ていました。
異なる点は、
・主人公(?)は母親。
・時効がある。
・誘拐され死んでしまうのは娘。
・刑事が資料を燃やす
・刑事が亡くなった娘の死因を隠している?
くらいでしょうか。

「母」の子を想う気持ちに焦点を当てたのかな。
主人公というか、母親と刑事さんどちらも半々くらい出てくる。
そしてどちらかというと刑事さんの悔しさや一生懸命さを感じられた。
主人公の母親の描写があんまり無いんですよね。
どうやって真犯人に辿り着いたのか、というのは『TE3N』のほうが詳しく描かれている。
ただ、サスペンスというジャンルでの怖さは、『悪魔は誰だ』のほうが印象的。
画面が全体的に暗いので……。
雨が降っていたり、着ている服や小物が真っ黒だったり、夜のシーンや作業部屋などどんよりしたイメージ。
色の印象って凄いですね。


最後に、両作品を観たからこそ気になることがひとつ。
なんで邦題は『悪魔は誰だ』なんでしょうか。
原題の『モンタージュ』は内容に即した良いタイトルだと思いました。
そしてリメイクの『TE3N』についても(ヒンディー語で3を表す単語です)、観客になぜ?と思わせる良いタイトルだったと思います。
でも邦題の『悪魔は誰だ』はわからない……。
誰も悪魔では無かったと思う。
もし誰も悪魔ではないと思わせたかったのであれば、
悪魔という単語の選択が気に食わない。
強いて言うなら、真犯人の反省の色が全く見えないあたりやカレンダーについての恐怖感というのはあったくらい。
でも母親は悪魔ではないし、じゃあ人間はひとしく悪魔の一面があるとでも言いたいのか?と思ったんですが、この映画は復讐をテーマにしてはいないと感じたので、そこまで人間の本性が出てくる内容でもないんですよね。なんなんだろう。原題の『モンタージュ』で良かったじゃないか、と思ってしまう。

以上でっす。

dearzindagi


Netflixでインド映画『Dear Zindagi』を観ました。

少し前に、Twitterで『Dear Zindagi』に関するツイートが流れていたので気になっていました。

日本語字幕は無かったので、英語字幕で。

Alia BhattがKairaという名の主人公。何かに悶々としていて苛立ちやすく、すごく早口でしゃべる。
Shah Rukh Khanは助演。名前はJug。精神科医役で、Alia演じるKairaが通うことになる。

Zindagiの意味はLife。タイトルは知っていたものの予備知識なしで観た。

私、Alia Bhattの顔がどうしても好きになれなくて、見るたびにイラっとしてしまうんだけど、
Kairaの役は、初っ端からそれに拍車をかけるかのようにイライラさせられた。
話すのがすごく早い(気がする)し、あたりが強い。
周りの友人たちはよく一緒にいられるな~って思っていた。

そしてShah Rukh Khanはいつ出てくるの~?と待つこと20分以上。一緒に観ていた恋人は、最初に流れた声だけでShah Rukh Khanだと気づいていた。すごい。

Aliaの顔は好きになれなくても、演技は本当に凄いなと、毎回感動している。
今回もそうで、Kairaの心の変化が私にも伝わってきたし、そして私の心が浄化された。

Shah Rukh Khanはというと、これまで、バーン!ジャーン!ドッカーン!って感じの、歌にダンスに何でもござれの主役の演技ばかり観ていたから、今回のしっとりした役が新鮮だった。とても馴染んでいた。

そういえば、監督は、『English Vinglish』(邦題:マダム・イン・ニューヨーク)のGauri Shindeでした。それを知って、映画を観た後のスッキリ感について納得してしまった。

私の琴線に触れた部分はというと、Kairaのイライラの根本の理由。
最初はいらいらしながら観ていたのに、途中から、「Kairaは私だ……。」と反省の気持ちを込めて観ることになったから。

そして、Kairaに対するJugのカウンセリングも心に響いてきてしまったのです……。
Shah Rukh Khanの深い味わいがここに……。
「これからの人生にHiと言おう」「特別な関係はひとつだけじゃない」あたりの話が好きです。

プチ情報としては、劇中のバンドボーカルRumi役のAli Zafarは実際に俳優であり歌手であるので、劇中歌も本人が歌っていると。有名なパキスタン人俳優だそうです。(恋人からの情報……。メモメモ)

観た後に心の靄が晴れる映画でした。もう一回観たいな~。

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