【1】のつづき



出発当日、朝一のデリー発・レー着の飛行機に乗り、爆睡。

目が覚めた頃にはレー・ラダックの山の上でした。

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もうこの時点で感動。大地の歴史を感じたからです。

なんと美しい扇状地でしょう。

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川のある所に人が住むのだということもあらためて実感しました。

また、インド国内の飛行機移動は初めてだったので、インドのLCCやデリー以外の空港というのも新鮮でしたね。

レーの空港・Kushok Bakula Rimpochee Aireportは、飛行機からタラップで降りてその場で写真撮影ができるような、こじんまりとした空港でした。

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空港には午前9時過ぎに到着。

空港から街の中心部にある予約していたホステルまでは、タクシーで一律Rs.500のよう。

そして、レーの街の標高は約3,500m。
まずは、眠気を取り身体を高地に慣らすために、ホステルに直行しました。

泊まったのはこちら、Woosah Hostel。



夫と二人だったので、ドミトリールームではなく、バルコニー付きキングルームを予約しました。

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チェックインはなんと午前9時から可能。
ホステルだから?旅行者を休ませて高地に慣らすためなのか?

とにかく、チェックイン後は、高地だからなのかなんなのか、強い眠気に襲われとても起きていられず、夫と二人眠りにつきました。



午後3時になり、ようやく起床。

ホステルでレンタルできるスクーターを借りて、チベタンマーケット(Tibetan Market)まで行こうということに。



ホステルの入口で待っていると人懐っこい猫ちゃんが私たちのほうへ。

私の足元に来たのですが、去っていったものと思い立ち上がった私は猫ちゃんの尻尾を踏んでしまったようで、「ギャーッ」と鳴いて、私の足を噛み引っ掛いて逃げることになってしまいました。

ごめんよ……。
しかし私もショック。普段なら動物に近づかないのに、絶対に気が抜けてしまっていた。

せっかくスクーターを借りたのに最初の行先は病院(笑)
狂犬病と破傷風のワクチンを打ちに行きました。

インドの公立病院に行ったのは初めてでしたが、普段行くクリニックや料金の違いを感じるなど。
その話はまた後日。
地方山間部の公立病院に行って、私なんぞに貴重なリソース割くことになってごめんなさい、という気持ちになりました。



さて、気を取り直して、チベタンマーケットへ。

ここが街の入口。

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中心部はわかりやすく歩行者天国になっていました。

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通りの先にあるジャマー(ジャミア?)・マスジッド。

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マスジッドはイスラームの礼拝堂(モスク)のこと。
最近建て替えられたらしい。
建築のことはよくわからないけれど、随分チベット風というか、イスラーム建築ではないような。
中には入らなかったので、詳細は不明。

ごはんを食べておらず、少しの移動でも疲れた私たちは、良い感じのチベットレストランに入りました。

左側がモモという餃子に似た食べ物(焼きバージョン)。
右側はトゥクパという優しい味の細麺うどんのような食べ物。

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どちらもとても美味しい。

モモは北インドに広がっていますが、トゥクパはなかなかデリー地域では簡単にオーダーできるものではありません。

チベット文化のある場所へ行ったらぜひ召し上がってみてください。

そんな美味しいチベットレストランからの景色はこんな感じ。

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山の上のレー・パレスが見えました。

徒歩もしくは車で登って観光できるようになっているそうですが、この時の私たちには下からの眺めで十分……。

もし次の機会があって体力があれば、上まで行ってみたいですね。

利用したチベットレストランはこちら。Chef's Kitchen。




食事を終えた後はホステルへ戻り、次の日に備えて早々寝るのでありました。



【3】へつづく