パンゴンツォへの道のり

インドのパンゴン湖に行きたい。 インドのグルガオンで働いています。

タグ:デリー観光


こんにちは。

9月はほとんど雨が降らず、毎日ただただ湿度が高く、朝家を出る時にドアを開けるのが本当に億劫です。 
日本の夏のようで、乾季の時のように汗が蒸発せずたまってしまうためか、油断すると汗疹ができてしまいます……。
インド旅行は8月・9月はお勧めしません……(笑)



9月いっぱい、日本の友達がインドに滞在しているので、デリー観光に一緒に行ってきました。

私の住むグルガオンと違ってデリーは観光地のため、外国人に声をかけてくる人がたくさんいて、それをかわすのにエネルギーを使います。
正直この5ヶ月半、デリーを好きだと思ったことがありません。ずっと無理……。

それでも歴史遺産が多く市内観光だけでも十分見応えはあります。

今回はデリーにあるモスク、Jama Masjid(ジャマー・マスジッド)に行ってきました。

jamamasjid(1)

昨年の12月のインド旅行の際にも訪れた場所で、お気に入りです。

観光地になっていますが、モスクには変わりないのでお祈りする人ももちろんいます。
入口で靴を脱ぎましょう。

外国人は600ルピー、インド人は無料で入ることができます。

「え、無料じゃないの?!」と結構戦ったんですけどダメでした。

それに、外国人登録のFRROは無意味で、アーダールカードは良いらしいです。

前回訪れた時とは違い、受付っぽい机が用意されていて、帰り際に(証拠隠滅のために)チケットを回収されることもなかったので、正式に有料化した可能性もあるかもしれない。

でも、外国人でもムスリムで祈りに来てる人もいるだろうし、インド人でもイスラーム以外の宗教でただ観光に来ているという人もいるかもしれないのに、そういう分け方ってなんなの?とこの時点でいらいら。

しかし自身の信仰が何かなんて証明するものでもさせるものでもないし……。

私は仏教徒なのでお邪魔させてもらっているという意識はあるけれど、モスクで金取るってなんなんだよ、というもやもやがありました。

まあいわゆる外国人観光客はお布施とかしなさそうだから、入場料という名目で維持費を賄うというのは理解できるけれど。

(ちなみに、インドの観光地は外国人料金とインド人料金とでチケットの値段が違います。)



モスクの中にはこんな注意書きも。

jamamasjid(2)

私は仏教徒で神様も信じているのでお寺とか神社で写真を撮るのが苦手だけど、Jama Masjidは建物として立派だしインドの人は撮りたくなるんだろうか。

真昼に行ったので地面が暑く、裸足で歩くのは大変でした。布の上を歩こう(笑)

jamamasjid(3)



さて、本題。
今回は、ミナレットに登ってみたかったんです。

ミナレットは、モスクにある尖塔を指していて、アザーンというお祈りの呼びかけをする場所になっています。

これですね。この左側の塔がチケットを買って登れるようになっています。

jamamasjid(4)

数年前、アザーン大好き大学生だった私はスマホにお気に入りのアザーンをダウンロードしていたこともあるほど(笑)

ここに登るには、ミナレットの左側にある受付窓口でチケットを購入します。
外国人は100ルピー、インド人は50ルピーです。

チケット購入後、左側の門にある階段を上がって行きます。

登るとモスクのドームが見えてきます。

jamamasjid(5)

登り切ったら、まさかの靴回収ゾーンが私たちを待っていました。

証拠に残しとこうと思って撮ったわけじゃなかったけど映ってたので情報として。

jamamasjid(6)

階段を上ってからミナレットの入口に行くまでに人がいて、そこで私たちに「(持ち歩いている)靴を置いて行け」と言うのです。
そして「1人20ルピー払いなさい」と。

私の頭の中は「は?なんで?なんで?なんで?」が渦巻くと同時に「ふざけんなよ(にっこり)」という感情も湧いてきていました。

一通り戦った後に日本語でグチグチ言いながら20ルピーと靴を渡しました。

もうほんとにデリーはただでさえイライラさせる街なのにこういうことが頻繁にあるから怒髪天を衝くっていうか……。

これを知ってか知らずか、一部の人は靴を階段下に置いてきていました。

落ち着いた頭で考えたのは、インド人に対しても同じように要求していたので、私たち外国人観光客に対してのぼったくりというわけではないのかなと。

モスク運営側もこれを知らないわけないだろうし、そうすると、モスクが働けない人たちに対して職と場所を提供していて、一種の施しではないだろうかと。

友人は「いや、考えすぎだよ(笑)」と言っていました。そう思いたい!(笑)

どう考えるかは人それぞれ。
インド人、文句言わずに払ってて偉いなあ……よくあることなのかな……。

お金を持ってる人に対して定価ではなく払えるだけのお金を請求するのは悪いことではない、という考え方が私の住むデリーNCRにはどうもあるようで、これもその一面なのかなと思っている。

イライラはするけどそのうち慣れるんでしょうか……。



さて、なかなかたどり着かない本題のミナレットです。(笑)

ドームを横目に人が2人通るのは難しい螺旋階段を上っていきます。

jamamasjid(7)

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階段を上る時に余裕がなく降りる時に撮りました(笑)

小窓から見える景色はこんな感じ。

jamamasjid(9)

もう少し頑張ればインスタ映えっぽい。(笑)

最上部まで登った時に見える景色をどうぞ。

jamamasjid(10)

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この2枚を撮って限界でした。

もう脚がガクガクで塔が細くて折れないか不安でさっさと下りました。(笑)

こういう高さを満喫できたら人生もっと楽しそう。

2回目以降に登る機会があればもっと楽しめるかもしれない。



デリーは建物の高さ規制があるので、許可を得ているビル以外高い建物はほとんどありません。

なのでミナレットほどの高さでも見晴らしが良いのはデリーの特徴ですね。



時間を経て考えてみるとなんだかんだ楽しい経験だったので、Jama Masjidに行く人はぜひミナレットにも登ってみてください。


書きたいことはいっぱいあるのにブログサボってました。

つ・い・に!
インド旅行が決まりましたーーー!わーい!

インド映画を好きになって2年以上が経ち、ついに!という気持ちです。
元々、ずっとラダックとかパンゴン湖に行きたかったんですが、それだけの日程が調整できず……。

今の会社は年末年始が長期休みになることが去年わかっていたので、母親と海外旅行に行こうという話をしていました。
東南アジアの話などをしていたんですが、ふとインド行きツアーがあるのでは?と思ってトラベルコで探し、母に提案しました。

すると母も乗り気に!

結局ツアーは満席で予約できなかったんですが、飛行機の往復だけは取れたので、ひとまず旅行だけは決定しました!わーーーい!

これから現地ツアーとホテルを自分で予約します。
が、現地のことがわからないので意思決定できずうだうだホテルを悩んでます……。

一人で行くなら自己責任でシャワーが出なかろうと虫がいようと「まあしょうがないか」と思えそうなものの、母も一緒だとストレス少ないホテルのほうがいいよなあと思ったり。
しかし母は「山小屋に泊まれるんだし、一蓮托生」と言って私に任せてくれています。
山小屋に泊まるほどのメンタルでインド行くの?(笑)一応街に行くんだけど……。

とりあえず、1日目はアグラ、2日目はジャイプル、3日目はデリー観光と映画ということは決めました。楽しみ。準備をしっかりして行こう。


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