こんばんは。
この間行ったローカルのお菓子屋さんに、見覚えのあるガムがありました。
あのフィリックスフーセンガムに似てませんか?
あまりにもフィリックスフーセンガムを彷彿とさせるので、インドにもパクリ商品が流通しているのか?と気になってしまいました。
しかし「川」が「〇」で包まれたロゴ……マルカワ……。
気になりつつ裏を見ると、
MADE BY MARUKAWA CONF. CO., LTD IN NAGOYA, JAPAN!
これはホンモノだ!と思いました。
味は日本のフィリックスフーセンガムと同じイチゴ味。
インドのこんな所まで輸出してるのか~と驚きでした。
正式名称はTATTOO FUSEN BUBBLE GUMだそうです。
ちなみに、値段は1個7ルピー(約10円)。
あたりなし商品でしたが、包みの裏にひとつひとつ絵がプリントされていました。
左の犬と右ふたつの温度差……(笑)
そしてその後、マルカワの英語版ウェブサイトを見ると、このガムと同じキャラクターが現れました。
1957年から海外輸出を始め、現在はアジアを中心として諸外国に販売網が広がっています。
Wikipedia情報ですが、この商品がメジャーになってるのはインド、パキスタン、イランだとか。
輸出用製品でフィリックスの絵を使っていないのは、国内製品の版権のみ取得しているからでしょうか。
最近、インドのロックダウンや新型コロナウイルス感染拡大の影響で、インド国外との行き来や物流の遅延が発生し、日本の食事への欲求が湧きがちな状況です。
そういった中で、ココイチのインド進出がニュースになったり、亀田の柿の種もインドに進出していてコンビニなどでよく見る商品だと記事になっていたりもしました。
でもそれよりもずっと前から、現代の報道に載ることなく、マルカワのフーセンガムがインドに来て根付いていたのだなと感慨深い思いがありました。
「日本」ブランドが価値を持ち、その価値を感じて外国の人から選んでもらえることも嬉しいですが、日本だとかそういうことに関係なく商品がその土地に馴染んでいることが嬉しいなあと思いました。
他にもこんな商品を見つけてみたいですね。