こんばんは。
今日は、3週間のロックダウン最終日!
のはずだったんですが、ロックダウン延長が今朝10時のモディ首相の演説で発表されました。
こちらが翻訳された内容。
本日から、5月3日(日)までロックダウンを継続していこうということでした。
演説の中で、モディ首相が言った7つのトピックがありました。
- 家にいる高齢者、特に慢性疾患を抱えている人に注意を払い、彼らをコロナウイルスから守りましょう。
- ロックダウン及び社会的距離を取るといった「ラクシュマンの結界」を完璧に遵守しましょう。顔をカバーする手作りのマスクを必ず着用しましょう。
- 免疫を上げるためにAYUSH省(厚労省のような省庁)が出している指示に従いましょう。温かいお湯(インドの伝統的な飲み物Kadha)を定期的に飲みましょう。
- コロナウイルス感染拡大を防ぐ助けとなるように、モバイルアプリArogya Setuをダウンロードしましょう。他の人にも同じようにこのアプリをダウンロードするよう呼びかけましょう。
- 貧しい人たちをできる限り気にかけてください。特に食事の要求には応えられるようにしてください。
- あなたの業界でともに働く同僚に思いやりを持ってください。彼らの生計を立てる手段を奪わないでください。(クビにしないで)
- コロナウイルスと戦う人たちに最大の敬意を払いましょう。医師や看護師、衛生に携わる仕事や警察官などです。
3で言及されたKadhaが気になったのでリンクを貼りました。飲んでみたい。
私がとても不思議に感じたのは、5の貧しい人を助けましょうという呼びかけ。
これは発展途上国の現実なんだろうかと思いました。
日本の補償の話ばかり目にしていたからでしょうか、それ政府が言う?国の首長が言うことなの?と思ってしまった私。
日本のことでさえ、全部が全部を国に頼って補償してほしいとは思わないんですが、それでも、日本で補償がないだとか不十分だとか騒ぎになっている中で、インドの首相のこの発言。
ギャップがあって少し驚いてしまいました。
日本にももちろん困窮している人たちはいて、行政の支援やセーフティーネットがあるし、そうすることが求められていると思います。
でもこの国は、まだそれが行き届かず(日本で行き届いているとは言わないけれど)、人と人との助け合いを期待したり、民間によるサポートをせざるを得ないのかと思いました。
そしてそれを国の代表が声に出して国民に呼びかけることが非難されることではないのだな、というところにも驚きがあったんです。
日本で首相がそんな風に(あからさまに)言おうものなら非難轟々でしょうから。
私は貧困や開発、発展途上国といった分野を専門的に学んでいないので知識が無いのですが、こういった政府の姿勢や国民の意識の違いを知りたいので、いくつか本を読んでみたいと思います。
こういう違いというのは開発学では常識なんだろうか……。
このへんの本が気になります。合ってるかな?
そんな状況で午前中は過ぎていきましたが、夕方、仕事の後に買い物に出かけました。
いつぶりだろうか、大型スーパーまで歩いて行きました。
オートリキシャーはずっとここにいますね。
この間閉店していたキラナ(小売店)、今日は開いていました。
この間は偶然お休みの時に通っただけかな?
さて、本日のスーパーの様子ですが、入口はこんな感じ。
暗……。生活必需品以外のゾーンは照明が落とされています。
仕事中に食べたいと思っていたキシリトールガムは売り切れていました。悲しい。
やっぱり皆同じことを考えるのかな?
隣のチョコレートゾーンにはたくさんのチョコレートが並んでいました。
皆あまり買わないんだろうか?
ずっと待ち望んでいたポテトチップス(Lay's)がついに復活していました!
Lay's以外のポテトチップスも入荷されていました。
手洗い石鹸洗剤売り場にはこんな標語も。
''FIGHT AGAINST CORONAVIRUS''
お肉コーナーに製品はほぼない状態でした。入荷時間によるのかな?
実は恋人と一緒に買い出ししたので、一週間ぶりに会うことができました。
濃い一日で、どっと疲れたような気がします。
何よりロックダウン延長の発表があったので……。
メンタルに不安が生じますが、引き続きなんとか生き抜いていきたいと思います……!
本読もう!