2022年8冊目、下田美咲著『最強の愛され妻になるための25のルール』を読みました。(コミックシーモアで購入)

私は、CakesというWebメディアで著者のことを知った。
結婚相手の親御さんへの挨拶の際に敬語を使わない話があり、途中までしか読めていないが、当時驚いたものだった。
(私は未婚だし夫にもまだ出会っていない頃。)



それから、TwitterとInstagramでフォローしていた。

自分自身が結婚してからというもの、「結婚」という出来事に非常に苦しんでいた。
結婚することによって、こんなにも人生や生活の選択に影響が出ることを知らなかった。
夫とずっと一緒にいたいのであれば、結婚しないという選択はなかったのだが、結婚により発生する「こうしなければならない」(と私が思い込んでいる)人間関係にも疲れている。

そういったネガティブな思いに脳が集中してしまいがちだったが、この著者はInstagramで非常にポジティブな発信をしていて救われた思いがして、自分も結婚するなど経験が重なるようになり、ちゃんと投稿を見るようになったと思う。

「私も子どもたちには癒されすぎて 時に、とんでる」
「合法でとべる方法、それが子育て…」

インターネットの情報ばかり見ていると、結婚や子育てに対してネガティブな感情を目にすることが多いが、著者のこの言葉やその他投稿を見て「そこまで言うほど子育ては良いものなんだ」と思えた。

そして、引き続き著者の言葉を目にし新たな視点を得たり、少なからず今後の人生に対してポジティブになる瞬間があった。

そういった経緯があり、この著者の他の言葉も見てみたいと思い、購入に至った。
私は愛されている妻であると自覚しているので、「愛されていない」ことに悩んでいたわけではない。
夫も含む、夫側の親戚との(密な)関係づくりからは避けられないので、何かヒントが得られたらという思いで、著者のインスタのハイライトを見て、この本を選んだ。

本書の感想としては、生活の中で実践していた内容もあったし、ヒントになる内容もあった、というところだった。
非常に現実的な提案があるため、夫婦関係などに悩みを抱えている人にはしっくりくるかもしれない。
著者は、人生に対しての覚悟があり、運命は運命として受け入れた上で、自分のベストを尽くしていこうと、人生の舵をしっかり取っている。
そして、他人の失態に対して寛容で、人間とはそういうものだというある種の諦観がある。

私も、心の中で納得して、割り切れるかどうかが重要になってくるんだろう。
がんばろう。