こんばんは。
ついに、ですよ。
今まで薄毛が気になる~~~とぼそぼそ言うだけでしたが、ついに、美容皮膚科に行くところまで薄毛が進行してきてしまいました。
7月に吹き出物に悩んでいた頃から、薄毛も気になっていたんですね。
抜けてきたな~と思いつつも、アーユルヴェーダや髪の毛のトリートメントなどでなんとかしのいでいました。
でも、インドに来て10ヶ月目、あまりにも気になりだして髪の分け目を変え、髪の毛をアップにせず下ろして仕事に行くようになりました。
髪の毛をドライヤーで乾かしているとやたらと地肌が見えるし、髪の毛をゴムで結ぶ時につかむ髪の毛の少なさに愕然としてしまいました。
これはだめだ。
このまま放置しても良いようにはならないから、なんとかしよう。
そう思って予約をした先は、吹き出物でお世話になった美容皮膚科でした。
当時通っていた頃から、薄毛治療をやっていることも知っていたので、吹き出物が治った後に何かあればお願いしようと思っていました。
吹き出物は当時の様子がわからないほどに綺麗に治ったので、とても感謝し信頼しているお医者さんです。
日本にいた時でも薄毛治療を受けたことがなく無知だったので、どういう流れでどういう施術をしてどういう対処をすれば良いのかを残していきたいと思います。
私と同じ悩みを持つ方の励みになれたらいいな。
1. 予約
過去に4~5回通っていた美容皮膚科でしたが、インドの病院は基本的に過去の処方箋と診察の履歴を残していないため、名前を言ってもわかってもらえることはなく、普通に電話でコンサルティング(診察)の予約をしました。
電話では「薄毛が気になる」と言ったものの、予約受付の人は症状は気にせず何時に来るのかだけ確認といった感じでした。
2. コンサルティング (診察)
3~4ヶ月ぶりに行ったら拡大リフォームしていてびっくり。
診察室に行ったら先生がすぐに私のことをわかってハグ。
通っていた当時上手く意思疎通ができておらず、私がずっとインドに住むとは思ってなかったようで、「今もインドにいるの?!」と笑顔で話が弾みました。
やっぱり知っている先生だと安心感があります。
とは言え、前回とは症状が違うので一から説明。
・髪の毛が薄くなってきているのが気になること
・最近少しかゆみを感じること
・ポツポツと炎症を起こしているように見えること
その後先生が私の頭皮を確認して、処方箋にすらすらと薬の名前を書いていきました。
原因は、主に空気の乾燥だそうです。
それから、一番大きいのは、11月末にインドで受けた手術と入院から来る多大なストレスじゃないかということでした。(手術入院の件もいつか書く。)
遺伝の話もされましたが、私の母はそんなに薄毛のような気もしないのであまりピンと来ず……。
後述しますが、食生活と睡眠の改善も必要だとか。
このクリニックは、症状や薬の処方にかかわらず、コンサルティング料金は前払いで600ルピーでした。
診察を受けた後に、処方する薬と治療方針を聞き、どうするかを決めます。
私はシャンプーやコンディショナー、ビタミン剤の他に、レーザー治療とPRPという治療法を勧められました。
やれることをやって後悔しないようにしたいと思っていたので、提示されたプランでお願いしました。
3. 治療
ということで、早速1回目の治療に進むことに。
私は、言われたとおりに「レーザー治療」「PRP」を受けることにしました。
レーザー治療はなんとなく想像できると思いますが、PRPとはなんぞや?と思いますよね。
このサイトの説明がわかりやすかったです。
PRPは、Platelet Rich Plasmaの略で、日本語だと多血小板血漿。
自分の血液から取り出した血漿を頭皮に注射器で注入する治療法です。わお。
このクリニックのプランだと、1回7,000ルピー(税込)×6回で、3~4週間に1回受けるペースになります。
まずはレーザーからでした。イメージと違った。
何かの液体をバーッと塗って、レーザー照射するヘルメットみたいなものをかぶって20分ほど横になりました。
その後、頭部前方の麻酔。
説明を受けた時点でPRPをちゃんとわかっていなかったので、Google検索しながら少しずつやっていることを理解していきました。
麻酔が効いてから、事前に採血して分離させておいた血漿をいくつかに分け、頭部前方の頭皮の気になる部分に何十回も注入していきました。
すんごい痛い。チクッとっていうレベルじゃない(笑)
麻酔がそもそも痛いんだけど、まさか初診で行ってすぐこんなことするとも思っていなかった驚きで緊張してしまっていたのかも。
麻酔とPRPの副作用でちょっと頭が固い感じの頭痛が2日間ほど続くらしい。
1日経った今、それは結構平気です。
コンサルティングを受けたのが19時15分で、終わったのが21時なので結構時間がかかりました。
次回以降は診察の時間もないし1時間くらいで終わるかな。
痛みにもきっと慣れるんだろうと思います。
4. 処方された物と生活指導
さて、私が処方された物がこちら。
①一番目に使うシャンプー
普通に洗って流す。
Sebamedシリーズは顔の吹き出物の時にもお世話になりました。
皮膚治療の味方なのかも。
②二番目に使うシャンプー
変なにおいがする。
洗って泡立てたら5分ほど置いて流す。
③コンディショナー
二番目のシャンプーを流した後に、地肌を避けて髪の毛につける。3~5分ほど置いて洗い流す。
④ミノキシジル
この単語を始めて聞きましたが、日本語でもこの言葉で通じるらしい。
血管拡張薬で、発毛剤として使えるらしい。
髪の毛を乾かした後に、5mlを取って、指の腹でちょんちょんと薄毛の気になる部分につけます。
朝と夜の1日2回。
⑤毛穴を刺激するローラー
名前がわかりません。ローラー部分に針ほどに細い突起がついています。
ミノキシジルを塗布した後に、薄毛の部分に対して10回ほど優しくコロコロします。
突起が刺さってかなり痛い(笑)
日本でよく見る毛穴刺激ローラーなんてしょぼいくらいに痛い。効果出てほしい。
⑥ビタミン剤
髪の毛にはビタミンも大事らしい。
※本当は鉄分の錠剤も処方箋に書かれたんですが、副作用があり、私が手術した部分に影響が出るかもしれないということで無しになりました。
シャンプー・コンディショナーは3ヶ月ほどで良いようですが、ミノキシジルは3~5年ほど継続するように、と言われました。
生活指導がこちら。
・フルーツをよく食べること。
特に、リンゴ、ザクロ、キウイ。
・卵と、茹でた/蒸した鶏肉をよく食べること。
・よく眠る。短くても8時間。
・水を1日4リットル飲む。
タンパク質が大事ということがよくわかりました。
放置していた筋トレ用のプロテインも飲もうかな……。
そういえば、気になっていた髪を洗うペース。
「インドの人は冬は一日置きに洗髪するって聞いたけど毎日洗って大丈夫?」と聞くと「大丈夫。私も毎日洗っている。」ということでした。
ちなみに、私のほうから「シャワー用浄水器を使うのはどうか」と聞いたらそれもお勧めされました。
が、指定のメーカーをお勧めされることはなく、クリニックで提携しているようなメーカーがあるわけでもないようでした。
「日本でわざわざ買わなくてもインドの浄水器で大丈夫」と言われたので色々探してみます。
5. 費用
以下、今回支払った費用。
・コンサルティングフィー(初診料):600ルピー=約932円
・PRP:7,000ルピー×3回=21,000ルピー=約32,630円
※長期にわたるのが不安で支払いを2回に分けてもらったので今回は21,000ルピー。
6回でセットなので、最終的に42,000ルピーの支払いになります。
・処方された6点:4,573ルピー=約7,106円
合計:26,173ルピー=約40,668円
2回目、3回目の施術時の支払いはありません。
シャンプー・コンディショナー等が無くなったら追加購入する感じです。
6. 私の現状
吹き出物の時も同様でしたが、ビフォーアフターの記録はとっても自分を励ますことになります。
ということで恥を忍んで生え際をどうぞ。
私から見て右側が深刻なので、上のほうの画像がそれですね。
また生えてくると良いなあ。
私が自分の髪の毛にウキウキしてた頃の写真も貼ります。
モチベーション。最終的に数年という時間はかかるだろうけどここまで戻したいです。
もし悩んでる人がいたら一緒にがんばりましょう。