前回の読書メモからかなり時間が経ってしまいましたが、2023年2冊目、大愚元勝著『自分という壁 自分の心に振り回されない29の方法』を読みました。
著者の大愚元勝という方を私はYouTubeで知りました。
一番最初は「義家族と同居」といった内容をYouTubeで検索して出てきた動画でした。
まあこれはこれとして、それ以外の動画もたまに見ていたんですが、夫婦関係に悩む妻の相談への回答の中で
「離婚か、自分が我慢するかの二択じゃないんです。人は変わるんです。」
という話に私はハッとしたことがありました。
そういったことがあり、日本一時帰国中に書店でこの本を見つけたので読んでみようと思ったのです。
内容としては、とりわけマイナスな感情に対しての在り方を、仏教の考えを通して話していく口語の読みやすい本でした。
相手に対して不満を感じたところで、あなたが成長することはいっさいなく、ストレスにしかならない無駄な感情ということです。
軽蔑は、私たちが生きるうえでまったく必要のない感情です。
修行とは、「耐える」ことではなく、「習慣化」すること。
私は結婚生活を人生の修行だと思っている部分があるのですが、この「習慣化」というのはピンと来るワードでした。
最近、この本は日本に持って帰るか、インドに置いておくか(知人にあげる等)と考えながら選択して読むことがあるのですが、この本は当初の自分の予定とは反対に手元に置いておきたい、日本に持って帰ってたまに読み返したいなと思いました。